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ロマンチックかつスタイリッシュなテイストを軸にした音楽性や華やかなライヴアクトなどが多くのリスナーを虜にしているGOTCHAROCKA。2022年に結成10周年を迎えた彼らは夏に最新シングル「愛錠」のリリースと全国ツアーを行ない、現在は11月からスタートさせた<GOTCHAROCKA winter tour ‘22~’23 Once upon a time>で各地をまわっている。同ツアーの最終公演を間近に控えたメンバー3名をキャッチして、GOTCHAROCKAのライヴ周りについてじっくりと語ってもらった。

Interview:村上孝之


――GOTCHAROCKAを結成して、どんなふうにシーンで頭角を現していったのかも話していただけますか。

樹威:僕が個人的に思っているのは、それぞれGOTCHAROCKAの前にバンドをやっていたんです。そういうメンバーが集まってバンドを組んだから、それぞれのバンドが好きだった人とか、それぞれのやってきた活動を応援してくれていた人がお客さんとして集まったんです。だから、当初から来てくれる人はいたけど、それは不安定な状態だったんですよね。今きてくれている人がこのまま固定してくれるのか、離れていってしまうのかというのがあって。それが、年月を重ねていって、みんなが寄り添って強い1本の柱になっていった感覚がある。そうなるのに10年かかって、今もまだ途中だと思いますけど、年月を重ねることでどんどんよくなっていることを感じています。