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コロナ禍の中でも意欲的に活動を行い、多くのリスナーに希望や笑顔を与え続けたコドモドラゴン。決して歩みを止めることのない彼らの最新作にふさわしく、7月12日にリリースされた5thフル・アルバム『帝王切開』は、スピーディーかつ大胆な場面転換を活かしていながらエモさを湛えているという独自の魅力を堪能できる良作に仕上がっている。現在は同作を携えた<47都道府県ONEMAN TOUR アイキルユー>を行っているコドモドラゴンのハヤト(Vo.)とチャム(Dr.)に、『帝王切開』とツアーについてじっくりと話を聞いた。
Interview:村上孝之
――『帝王切開』の制作は、いつ頃からどんなふうに始められたのでしょう?
ハヤト:制作を始めたのは、今年の1月からでした。今回の制作は前期と後期に分かれていて、それぞれ1ヵ月半くらいずつあったんですけど、最初の1ヵ月半はなんの構想もなかったし、何曲か書いたけど全然シックリこなかったんです。自分自身がなにをしたいのかよく分からなくて、メンバーにもアルバムできるのかなと言っていた。ずっとそういう状態が続いていたけど、4月頃からどんどん曲ができるようになったんです。だから、『帝王切開』に入っている新曲は、全部2ヵ月弱くらいの間にできた曲達です。
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