• このエントリーをはてなブックマークに追加

itojun1106さん のコメント

俺このアニメ全部見ているけど、この記事が理解できなかった。
主張ばっかりで根拠がない。
このシーンがあったから、俺はこう思った。みたいな書き方のほうがいいよ。
No.19
131ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「十文字曳参のヲタコンテンツ批評」 http://ch.nicovideo.jp/contri/blomaga/tag/103 【ヲタ評×世界征服~謀略のズヴィズダー~】 家出中の冴えない少年、地紋明日汰の出会った幼女様は、国際秘密結社ズヴィズダーの総帥だった!? 今期抜群に可愛い、世界征服系秘密結社アニメ、世界征服~謀略のズヴィズダー~の魅力とは! 世界征服~謀略のズヴィズダー~ 1(完全生産限定版) [Blu-ray] 世界は征服されたがっている! 本作は青の祓魔師、DARKER THAN BLACK等の監督を務めた岡村天斎とTYPE-MOONの星空めておがタッグを組んだオリジナルアニメ。内容は家出少年地紋明日汰が謎の幼女様と出会い、国際秘密結社ズヴィズダーの一員となって世界征服を目指すというもの。 今回の批評はかーなーりー辛口です。前回の批評で触れた賛否両論物議をかましたアニメというのがこのズヴィズダー。良い所から挙げていくと、とにかくキャラデザが可愛い。秘密結社スヴィズダーの総帥である謎の幼女ヴィニエイラ様を筆頭に、とにかく出てくるキャラが漏れなく可愛い。ひたすら可愛い。男性キャラもポップで、ビジュアルだけで多数の視聴者を掴む圧倒的パワーがある。 ただし、可愛いのはあくまでデザインと声。ここからはかなり辛口の批評が続くのでそのつもりで。というのも、本作は今の所非常につまらない。勿論、面白い面白くないの差は人それぞれだが、本作にはアニメ作品として大きなマイナス要素が存在する。 製作サイドの思惑が前面に出すぎている。 本作の導入は非常に面白い。世界征服後の世界を見せ、視聴者の興味を引いた所で一気に時間軸を戻す。筆者自身、これから何が起こり、どう話が進むかワクワクしたし、それは今も同じだ。 しかし、今の所は、派手な大風呂敷を広げただけのハリボテというのが正直な印象だ。実社会とリンクさせ、現実の問題に踏み込もうとする意欲を見せておきながら、言っている事は非常に浅く、またぬるい。本作はメッセージ性が高く、製作サイドもそこをテーマにし、また売りにしているのは明白だが、肝心のメッセージが大きく足を引っ張っている。 前半のストーリーを通してやっている事は子供向けエンタメ作品の悪い模倣としかいいようがない。一貫性のないストーリーの中で、唐突にキャラクター達がそれまでの人格を無視してなんとなくそれっぽい高説を垂れだす。高説を垂れるのはいい。そういった作品で成功している物は沢山ある。だが、そのメッセージはキャラクターが心から発しているのではなく、その後ろにいる製作陣に操られて無理矢理言わせられているように見える。興ざめもいい所だ。特に、キャラデザや声優の魅力が高い分、キャラクターの乖離は致命的である。 そして、そもそものメッセージが胸に響かない。三十分を使ってテーマに沿った起承転結を設定し、視聴者に前提を飲み込ませ、その上でメッセージを放つ。このプロセスが欠け、絵的に綺麗だったり、なんとなく間が持つ日常シーンでお茶を濁し、尺がなくなってきたから締めに入るというのでは、メッセージが届かないのも当たり前だろう。 そもそも、それぞれのエピソードで製作陣は何を伝えたいのか。特に、悪名高い三話。喫煙者の悪の側面だけを増幅し、歪曲して垂れ流す様は一種プロパガンダめいていて、アニメ作品の私的乱用のように思えてならない。 私はヲタクである。クソヲタである。ズヴィズダーを一目見た時、こいつは面白そうだと背筋が震えた。ヴィニエイラ様は今期抜群に可愛く、それだけで全話視聴を心に決めた程だ。それだけの魅力を備えたキャラが生きたキャラクターとしてではなく、製作陣の操り人形のように動くのは残念でならない。 とはいえ、本作はまだはじまったばかりだ。ネット世界で大炎上を起こした三話も、ズヴィズダーが悪の秘密結社だと思って見れば、なるほど悪事をやっていると思えなくもない。賛否両論は全て織り込み済み、全ては製作サイドの巧妙な謀略だったのだという事も十分にありえる。そして、そうであって欲しいと心から願う。 このように、本作は両極端なプラスとマイナスの要素を持つ珍しい作品である。ある意味、リアルタイムで追いかけるにはうってつけの、可能性に溢れた作品と言えるだろう。 と、ここまで辛口の批評をしましたが、最後に大事な事を一つ。 ヴィニエイラ様は最高に可愛い。それだけでDVDを買う価値があります。 以上! 十文字曳参 (じゅうもんじ えいさん) アニメ、マンガ、ノベル全般を愛する孤高の評論家。 作家、文筆家としても活躍する。 ぬこPの依頼で「ヲタクの評価」のコメンテーターに就任。 「CoTri(当チャンネル)」と「ヲタクの評価」のコラボ企画として、 不定期で色々な作品について語る予定。 ヲタクの評価(テスト運営中) http://yuruwota.myplayers.jp/ 十文字曳参 著 SDイラスト こたつねこ 企画 こたつねこ(ぬこP) 配信 みらい図書館/ゆるヲタ.jp となりの関くん 上巻 [DVD] 「ステラ女学院高等科C3部 (しーきゅーぶ)」 1 [Blu-ray] ガールズ&パンツァー -スタンダード版- 1 [Blu-ray]
ジャパン・コンテンツ・トリビュート
日本と世界を繋ぐジャパン・コンテンツの情報発信をしていきくですネ!