先日のカレー研究会の忘年会に差し入れをしたチキンカレーです。いつもは鶏もも肉を使うのですが、今回は手羽元を使いました。
やっぱり骨がついている肉の方が出汁がよく出るからです。今回は、グレービーを増やす実験をしましたので、スープが増えるため出汁要素が多いレシピに変更です。
先日差し入れをしたときには、直前に作ったので落ち着いて味見ができませんでしたが、ゆっくり味見をしてみると、調整したい部分が出てくるもんですね。
無論、味はそれなりに美味しいと思うのですが、自分的にもうちょっと工夫がしたいのです。
パウダースパイスは粒の大きさも味に与える影響は大きい
具体的には、ブラックペッパーパウダーの粒の大きさです。
粗挽きのブラックペッパーパウダーを使っているのですが、グレイビーの下のほうにどうしても溜まってしまうので、ブラックペッパーの刺激が強すぎるかなぁと感じました。
スリランカのように暑い気候で食べるときには、これくらい刺激があった方が美味しいのですが、日本の特に冬の時期に食べるには、少し工夫が必要みたいです。
一時期お店を出すためにいろいろ研究しましたが、やはり季節ごとにレシピを少し変更した方が良いのだと改めて認識しました。
いろいろ考えてみると、納得いくカレーをみんなに食べてもらうには、品数を絞った方が良いのかもしれません(^ ^)
(文・カレー☆ハンター1号)