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hanakoさん のコメント

ぴーぷるぷるぷるぷるー ですか? 昔は電話回線でしたもんねー。だから1か月の使用料とかあって、ひやひやしながら、でもさほど使わずって感じでしたけど。今はいろんなSNSがあるおかげで、リアルタイムで情報は得られるし、なんなら、アーティストご本人さんと、会話ができちゃうっていうすごい時代になったものです。でもそのおかげで一瞬でCUTTさんの音楽が世界中に散らばるんですもんね!
No.3
141ヶ月前
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これを書いている前日の深夜にニコニコチャンネルを作成して、今日の夕方に公開した。それを Facebook , Twitter で告知すると早速お気に入り登録をしてくれる人がちらほら(よりは沢山)いてくれて、このチャンネルは早くも動き始めたわけである。このスピード感はまさに現代ならではで、前述の二つのSNSの他にもmyspaceや youtube やニコニコ動画、 soundcloud に reverbnation 、あんまり知らないけどtumblrとか、とにかく今は色んなWEBサービスが充実している。我々にとってはとっても助かる。全く今更ながら、いやはやこんにちのインターネットはすげえなあ、である。 僕がインターネットに初めて触れた頃とは(と書くとかなりおぢさん臭いけど…仕方ない)まさに隔世の感がある。 時は1995年、日本では阪神大震災とオウム事件で世紀末感真っ盛りの頃、windows95が発売されてインターネットが爆発的に普及しはじめた。95年は僕が高校を出て実家を出た年なので、音楽活動を本格的に始めるにあたり、兄貴の勧めでWindowsではなくMacintosh LC-630を購入した。そして程なく僕もインターネットというものがある事を知り、モデムを買いプロバイダと契約した。 このプロバイダとの契約一つとっても、今だとそれこそオンラインでさくっと出来ちゃうわけだけど、当時はまさにそのオンラインに繋ぐ為の第一関門だった。確か日本橋の電気屋で定額の安いプロバイダのチラシを見つけ(メディアウォーズってとこだったと思う)、電話で詳細を訊き、郵送で契約するというかなりアナログなプロセスを経て、モデムから流れる聞き覚えのない電子音に「これで合ってるの…!?」と震えながら、プロバイダのサポートに電話したりした。ホワイトハウスのホームページ(その頃に出版されていたインターネットハウツー本には必ず紹介されていた)がCRTモニタに映し出された時は「これで俺も世界と繋がった!」と感激したものである。そして電話代がかさむ事を気にして、ちょっと繋いでは切断してを繰り返しながらネットサーフィン(ひゅう!)に勤しんだのだ。オンラインは特別な場所だった。 それから十数年、いまや「インターネット」という言葉がちょっとこそばゆく感じる程、僕らにとって当たり前のものになった。逆にオフラインであるという状態が奇異に感じられる位である。外にいても、スマホあるしね。そしてそれが良い事か悪い事かで言うと、冒頭でも言ったけど僕にとっては間違いなく良い事である。自分が作ったものを、すぐに、直接、世界に公開出来て、必要とする人に届ける事ができる。回りくどいものは何もいらない。複雑を極めるだろう技術がもたらす恩恵は、送り手と受け手(またそれは双方向でもある)の関係をこれまでになくシンプルにしてくれた。これからそこで自分が出来る事、しようとしている事を考えるとまだまだワクワクできる。 ちなみに前述のモデムから流れる変な電子音は、hideさんのアルバム「Ja,Zoo」の1曲目冒頭で聴ける。それが今聴いても(今聴いたんです)ノスタルジックでないのは、新しい時代の黎明期特有の「熱」のようなものを切り取っていたからだと思う。