グローバリゼーションの時代の資本主義の特質を鋭くあばいた『ショックドクトリン』が発表されたのは2007年の秋です。もう6年以上が経ちますが、この間に世界各地で起きた出来事は恐ろしいまでに「ショックドクトリン」の説明にぴったりはまっています。2008年のリーマンショックと世界金融危機、生命や自然環境を大きな危険にさらす非従来型の石油・天然ガスの採掘、オリンピックのお祭り騒ぎの陰で進展する警察の軍事化と国民の監視。ブッシュからオバマにひきつがれる火事場泥棒資本主義の実態を クラインが語ります。電子書籍(EPUB)でお楽しみください。

*ナオミ・クライン (Naomi Klein) カナダのジャーナリスト、活動家。2000年に出版した『ブランドなんか、いらない』は、企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとしてベストセラーになった。主著『ショックドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は、30を超える言語に訳されている。

字幕付き動画:  http://democracynow.jp/submov/20080715-1