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<迎賓館赤坂離宮> 内閣府Webサイトより
昭和50年から 毎年夏の10日間だけ 一般公開
(参観)されていた 迎賓館。
日本外交の 一端を担う 迎賓施設として、
海外から 多くの 国賓・公賓のお客様を
お迎えしてきました。
かつて 紀州徳川家の 江戸中屋敷があった
広大な敷地の一部に、 明治42年(1909)に
東宮御所(後に赤坂離宮)として 建設されたもので、
当時 日本の建築家をはじめ 美術工芸家が 総力を挙げて
建設した 日本における 唯一の ネオ・バロック様式の
美しい西洋風宮殿建築です。
この貴重な建物は、明治以降の建造物として
初めて 国宝に指定(平成21年)されています。
こうした背景のもとに、 迎賓館赤坂離宮は
平成28年4月より 可能な限り通年公開が
実施されることになりました。
私は 海外生活40年 プラス、 ヨーロッパの歴史上の
素晴らしい優雅な王族の城や歴史に名をつらねた
大貴族の方のパレス、 大館を見てきました。
4月からの公開に先駆けて テレビで公開されていた
内部は、 隅々まで 贅を尽くしたとは言えませんが、
優雅で、 日本の伝統文化と西洋文化を取り入れた、
それはそれは 素晴らしいものでした
ひとつひとつに 意味が込められており、
只々 感心するのでした。
彩鸞の間
花鳥の間
朝日の間
まるで ヴェルサイユ宮殿
そう思われる方も 多いのではないでしょうか
昔の 日本の西洋建築は、 こんなにも素晴らしいものだったのです。
建てては消えていく、 今時の建物とは大違いですね。
“ 明治は遠く なりにけり ” (中村草田男)
そんな思いを馳せて 訪れてみてはいかがでしょう
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では 皆さま 次号をお楽しみに。