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「動物愛護法改正へ向けての交流会」
~機能しない現場と 立法の必要性~
と題して、 交流集会が 衆議院会館で 4月21日 にあり、
参加して参りました。
この日の交流会では、 第一部では
太田匡彦氏(朝日新聞社記者)による講演
「動愛法改正後に ペット業界を巡って 起きていること」 と、
佐藤衆介氏(帝京科学大学教授)による
「産業動物の福祉は グローバルスタンダード」という
講演がありました。
その後、 以下のような 題目の 現況報告がありました。
1. 野良猫問題
2. 動物取扱業
3. 動物実験
4. 被災動物
5. 動物法のあり方
先の 朝日新聞社記者の 太田匡彦氏の講演は、
「動愛法改正後に ペット業界を巡って 起きていること」 で、
たくさんの緻密な資料に基づいた とても貴重なお話でした。
日本の 動物福祉向上のためには、
①ビジネス構造に変革をもたらせるような 動物取扱業の適正化を
②自治体による 動物取扱業者への 監視指導の強化を
③動物愛護(保護)団体への補助 および 自主規制を
など、ペット業界を巡る現況や ブームを背景にした事件、
行政への 提言などが 語られました。
私も 日頃 思っていることを 少し お話しいたしました
佐藤衆介氏(帝京科学大学教授)の講演、
「産業動物の福祉は グローバルスタンダード」
教授のお話の中で興味深かったのは “動物愛護”と
“動物福祉”との違いです。
動物福祉とは? と思っていたら。。。
その定義は。。。
今回の テーマは 「現場からの報告と動愛法改正の必要性」
① 野良猫殺処分の行政を止められるか?
野良猫の保護と餌やり問題
(立法化のあり方。行政の取組のあり方)
② 所有者不明の犬猫の保護の制度は出来るのか?
所有者不明の犬猫の警察と行政の役割
③ 全国の行政の取扱の状況(行政調査)
④ 動物取扱業の規制は必要か?
(8週齢規制の進め方、 登録制から許可制へ)
⑤ 実験動物の福祉の制度は必要か?
⑥ 被災動物は救われているか?
⑦ 動物虐待とアニマルポリス、マイクロチップはどうなるのか?
⑧ 動物と人間社会はどうあるべきか?
(動物サンクチュアリ、野生動物など)
いただいたテキストは 約1㎝もの厚さ!でしたが。。。
問題提起は的確で、 深刻な 興味深い議題が
次々と論じられ、 とても 勉強になりました。
残念ながら、 私は TVの撮影のために 最後まで
残れませんでしたが、 貴重なお話を たくさん伺えて
有意義な時間を過ごしました。
ご一緒した 日本動物虐待防止協会の
藤村晃子理事長は、 いままでの経緯を踏まえて、
「これからは、 日本も 動物は可愛いだけ、衝動的に
飼うのではなく、 動物に対して 賢い考え方を
持つ人が必要とされる、新たなステージに きていると
思います。 どのような 法律があるのか?
どうすれば 社会に迷惑をかけない 飼い方ができるのか?
動物と人が 幸せに暮らせる 社会を目指し、 協会として
ボトムアップしていきたい 」と 目を輝かせていました。
私も つねづね ポリシーを持って 動物愛護に
取り組んでいます。
法の改正には 時間のかかるものですが、
時代背景や 生活環境によって、 人の生活も
変わるのと同様に 、 人と寄り添う 動物たちへの
配慮も 変わるべきだと思うのです。
弱きものだけが 置いてけぼりになって
昔のままに 縛られているのは あまりに酷な話。
政府による 迅速な対応が 求められます。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。