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本部長 小池都知事を筆頭に、  「都政改革本部」顧問の

メンバーには、 14名の外部専門家 オーソリティーの

方々のお名前がずらりと並んでいます。

都政を支えるキーパーソンとして 上山信一氏は、

大阪府特別顧問として 橋本徹府知事(当時)をブレーンとして

支えた辣腕の人物、 知事に対しては 「自体が非常にパワフルな

政治家。 政治力があり、 組織を動かすノウハウをわかっている人は

めったにいない」と評価。

 「都政改革本部」は 上記の14名の方々により、 都や 関連団体の予算、

業務の点検を 主たる目的として 大きく二つのチームに分かれます。                   
  ・「情報公開調査チーム」は、 都の 情報公開の実態を調査し、
  ルールの見直しを検討
  ・「東京五輪・パラリンピック調査チーム」は、 東京五輪・
  パラリンピックの費用や 準備態勢などの 妥当性を検討

その他、必要に応じて 調査チームを発足するそうです。

これとは別に設けられた 「市場問題プロジェクトチーム(PT)」が
  ・豊洲新市場の土壌汚染や 地下水の確認や新施設の改良
  ・市場関係者への支援措置を検討

PTは 都顧問の小島敏郎青山学院大教授のほか、土壌汚染や

建築の専門家ら6人程度で構成されるとか。

〝都民ファースト〟をするにあたって噴出した山積された

問題や、 どういうところに、 どのようにお金がかかっているか

という 膨れすぎた予算の検証をしていくのです。

「安全性への懸念が解明されていない」と延期の意義を強調し、

外部識者による「市場問題プロジェクトチーム(PT)」を立ち上げ、

土壌汚染の安全性や 当初の3926億円から 5884億円にまで

膨らんだ総事業費の検証を行う考えを示しました。

小池都知事は 市場移転に関する疑問点として、
  ・安全性への懸念
  ・不透明な費用の増加
  ・情報公開の不足  の3点を挙げています。

来年1月に予定される 地下水の汚染調査の最終結果を

待つことの 重要性を強調し、「モニタリングの結果を最低限、

見ていかなくてはいけない」と述べて、豊洲の開場時期は

結果を見た上で判断するとしました。

また、豊洲施設の建設費が 3倍近くに増大し、坪単価が

美術館並みの 220万円に及ぶと指摘し、「これだけ

お金をかけながら、いまだに 不満が出るのはなぜか。

都民の持つ疑問に 真摯に答えなければならない」

としました。 小池都知事の 冷静沈着な対応と どんな時も

ブレない姿勢に さすが、真の政治家のクオリティをみました(拍手)


多くの仲卸業者に 小池都知事の決断が 歓声と感謝で 迎えられた

その一方で、 準備を進めてきた  一部の市場関係者の怒りは大きく、

会見をした 築地市場協会会長の伊藤裕康氏は 「都の都合で移転を

11月7日に決め、 それに向かって走ってきた。冗談じゃない」と怒り、

協会は 延期の撤回を求める 小池氏あての文書を 31日に提出し、

泉未紀夫副会長は 「築地移転は 選挙のたびに争点となり、政局の

荒波にさらされ、ようやく 移転目前まで こぎつけたのに、なぜ 方針転換

するのか」と訴えていましたが、業者側の負担も 確かに問題です。

伊藤氏が 把握しているだけでも 冷蔵棟や ごみ処理施設などに

200億円超を投資、個々の業者も 内装工事などの 準備を進めていたりと

総額はつかみきれないようです。 移転を機に、廃業したり、従業員の

雇い止めを行ったりしたケースもあり、影響は〝計り知れない〟とか。


しかし、 〝数字が独り歩き〟していると言われる 一日700万円と

される延期に伴う 豊洲の維持費。 単純に考えても、 一か月で

2億1000万円、土壌汚染と 地下水の調査の結果が出る

1月までの 3か月間で 6億4400万円となります。

しかしながら、 この金額は 大変大きいようで 1.5倍に膨れた

オリンピック予算総額 5884億円を 調査チームが しっかり

精査して 無駄なお金を回収できるようならば、6億4400万円は

微々たるものなのではないでしょうか。


普通なら50~60万円する土地を 1㎡ 10万円という 破格の安さで

選手村予定地を買い、53階建ての 選手用のマンションを建て

開催後は それを高く売って いったい 誰が大儲けするのでしょう?

誰がそれを 仕切っているのでしょう? 投資した会社か、 ゼネコンでしょうか?

都に 情報開示を求めて、 開示された資料がこちら。

呆れて ものも云えません。

まるで、 〝のり弁〟のよう!!(〝のり弁〟とは 上手く 言ったものです)
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いずれにしても 道路の問題は 少々深刻です。

築地市場跡地を二分するように 建設予定の環状2号線は

東京オリンピックのための道路なので、何が何でも

間に合わせないといけないのでしょう。

駐車場は 5200台用となっていますが、2万人の従業員のため

バス停を作ると言っていますが、1万5千人位の人達を 移動するのに

一台 40人乗っても 〝鈴なり〟になってしまうのではないでしょうか。


〝食の安全〟が問い出され、 いったんストップ。  2号線の工事は

地下化のため 喚起塔や照明などを設置する必要があるので

通常の道路整備より 時間がかかるそうです。

途中の 虎ノ門→築地区間はすでに地下化。 東京オリンピックが

判る以前に 工事が終了していたなんて、ちょっと驚きですが。。。!!

移転延期は 大会前の開通を 困難にしかねない問題とされています。

都民ファーストを公約に掲げ、 既成路線にこだわらない 〝小池流〟の

象徴ともいえる 今回の決定ですが、 大喜びする業者の多い中、

この結果への関係者の反発も大きく、 2020年東京五輪・パラリンピック

までに 問題の環状2号線を完成させられるかなど課題も多いですが、

「工事のあり方を検討し、(五輪を)快適な環境で 実施できるよう

一応は想定している」と 代替案に 小池都知事の自信をのぞかせる

一面もあり、移転延期で 工期の遅れの懸念を払拭できる余裕が

嬉しいですね。


海外に比べて 道路が狭い東京、ただでさえ 交通渋滞のある東京で、

五輪期間中は 大渋滞が予想されるのは必須ですから 前々都知事

前都知事の時代から 十分検討されていたはずなのでは?

小池都知事を とやかく言う前に 議員の皆さま、業者の皆さまが

知恵を出し合い、足の引っ張り合いはやめて、一丸となって

日本で行われる 〝東京オリンピック〟を 成功に 導くことは

できないのでしょうか。

そうこうしているうちに、 カウントダウンは始まっているのです。

時間が もったいないですね。

勤勉で、 優秀な日本人なのですから、 4年の期限は

日本の技術をもってすれば できないこともないでしょう。

楽観的と思われても、 私には そんなビジョンが 小池都知事の

動向に見れて 頼もしささえ 感じるのです。

小池都知事になって 不正がどんどん暴かれていくようです。

私たちが 身を粉にして働いた、私たちの大事な税金が

本来 あるべき姿になり、 正しく 使われることを願ってやみません。

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では 皆さま 次号をお楽しみに。