『 リリアンの旅立ち 』 【Vol.1240】

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ありがとうございます。
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リリアンは、　つねに 毅然とした淑女でした。

きれいな毛並み、 顔つきの美しい狆でした。

のちに、 愛らしい 五匹のママになりました。

私は 雌を一匹手元に残し、エミリーと名付けました。

リリアンと 可愛い子犬たちと♪

母娘ともども、 仲良く 過ごしていました。

エミリーと リリアン(右）

リリアンは 歳をとって、 可愛そうなことに

両目が見えなくなってしまいました。

でも、 我が道を行くのリリアンは 気丈にふるまう

品の良さは 忘れませんでした。

食欲も旺盛、 とても元気でした。

でも この数年 体を壊し、病院通いをしていました。

特に ここ何日かは食事もとらず、 とても心配でした。

仕事で 連日遅かった私は 毎日 気が気ではなく

何度も 空き時間に　連絡をしていました。

ある晩、いつもは 静かなリリアンが とても悲しい声で　

オンオンと 泣き聞き続けました。

そして、 七夕の前日 朝早くに 私に見守られて

リリアンは 旅立ちました。。

とても 静かなお別れでした。

大好きなリリアン、 あなたといた １５年は

とても 貴重な年月でした。

日本に帰ってきてから、 ずっと 心の支えに

なっていたのですから。。。

リリアン、 呼びかけても 姿がないのが とても寂しい。

リリアン、 光に満ち溢れた天国で 幸せにね♡♡

今は亡き 美しいファビオラ、 ルル、　サブリナ達と

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では 皆さま 次号をお楽しみに。