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古くから の友人のフランス人画家
マークエステルさんのお誘いで、 新国立劇場
オペラパレスで 開催された Super 音楽劇
『ドラマティック古事記』 ~神々の戦いと
旅立ちの物語~ を観劇しました。
高円宮妃殿下、 安倍昭恵夫人ご臨席のもとの
公演でした。
「古事記を知らずして 日本を語れない」
これは 日本を代表する 脚本家・劇作家の
一人、 原作者の 故市川森一さんの 口癖
だったそうです。
誰もが一度は目にする 「古事記」の物語。
イザナギ・イザナミの国創りのお話、
アマテラスの天岩戸の話、 因幡の白兎の話、
ヤマタノオロチの話など、 ドラマチックな
お話がたくさんあります。
日本人のルーツを探り、 日本神話の故郷を
訪ねて 宮崎の高千穂や出雲(島根県)
などに 行かれた方も多いのでは?
「古事記」は 究極の 死と再生のドラマで、
神々や英雄たちは どんなに虐げられても、
殺されても 必ず何度となく蘇る、輪廻転生と
蘇りが主題の 壮大な歴史ロマンの大作
なのです。 この「古事記」に魅せられた
市川さんが ライフワークとして取り組んだ
のもうなずけます。 しかし、 志半ばで 逝去
された 市川さんの遺志を継いで 作品として
蘇った「市川古事記」は、 彼のエッセンス
そのままに 市川さんの実妹 愉美子さんが
脚本を手掛けました。
また、 外交官から 画家に転身し、 約50年
日本に暮らす マークエステルさんの
ライフワークも 「日本神話」。 全国の神社
170社に絵画奉納するなど、 日本の神話に
造詣が深いのです。 昨年の 第1回
「神々の愛の物語」に続いて 2作目の
〝神話絵画〟、とても ご縁を感じます。
キャストも豪華でした! 芸術監督・振付も
なさった 西島数博さん、 真矢ミキさん、
芸術監督・振付も務めた ヤマタノオロチ、
サルタヒコ役の 西島数博さんと♪
アマテラス役の 美しい真矢ミキさん、
アメノミナカヌシノカミ役の 東儀秀樹さんと♪
マークエステルさん、 オオクニヌシ役の
秋川雅史さんと♪
東儀秀樹さん、 宝田明さん、 秋川雅史さん、
ジョン・健・ヌッツォさん、 日野真一郎さん、
木下晴香さん、浅野瑞穂さん、佐藤健作さん、
そして 語り部を務められた 市川さんの奥様、
柴田美保子さん。 優美で 夢のような衣装は
桂由美さんでした。 それにしても 豪華で
素晴らしい舞台で とても 感動いたしました
オーケストラの 美しい音色が より一層の
迫力を加味して、 キャストの方々の音楽、
舞踏は 贅沢の極みです(笑)
この「古事記」の世界観、 ドラマティック
すぎて 癖になりそうです(笑)
私も しばし 感慨深い〝いにしえの旅〟を
楽しみました
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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