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ニュージーランド大使館において
『女性参政権125周年』をお祝いする
レセプションがありました。
大使館は なんと 私の自宅から
歩いて 1、2分、 目と鼻の先です(笑)
手入れの行き届いた 広いお庭には
大きな 立派なアカマツが 3本も
植わっているのが印象的でした。
ニュージーランドは 1893年 7月に世界で始めて
女性の 参政権を認めてから 今年で125年。
日本は 19645年 12月ですからニュージーランドに
遅れること 52年。 ニュージーランドは 現首相を
はじめ 総督などを輩出してきました。
この日、お招きに預かったのは 各分野で活躍される
女性方ばかりでしたので、大使は スピーチでも
肩身が狭い、と 笑いを誘っていました。
ご挨拶をする スティーブン・ペイトン大使、
ジャネット・ロー大使夫人
左)マオリ族の民族衣装のダンサー
右)郁文館グローバル高校の皆さん
乾杯のご挨拶は 内閣府 男女共同
参画局長 池永肇恵さん
女性の活躍が多い ニュージーランドですが、
その発端は 22歳の時にクライストチャーチに
移住してきた イギリス人のケイト・シェパードが
結婚、出産を経て 46歳の時に「女性の参政権を
認めるための 著名活動」をはじめ、 125年前の
1893年 7月、その結果、 3万2千もの著名が
集まったそうです。 当時 ニュージーランドの人口は
男性 34.5万人、女性 30.5万人の 計65万人しか
いませんでしたので、人口の5%が 著名したことに
なります。
左から ケイト・シェパード氏、現首相、選挙で
選ばれた初の女性首相、総督、最高裁裁判長、
女性初の国会議員
日本では考えられない数字ですね。
もちろん、テレビやインターネットはもとより
携帯電話もない時代。そのお陰で 9月19日、
2か月後に開かれた国会で「女性の投票権」が
認められたのです。 他民主主義の多くは
女性の参政権を 第一次世界大戦後まで
認めていませんでしたが、その後
ニュージーランドでは 1893年11月の総選挙で
女性が初めて 選挙での投票を行ったのです。
その業績を讃えて、彼女は現在の
ニュージーランド紙幣にも描かれています。
日本では 加藤シズエさん(加藤タキさんの
お母様)が 初の女性代議士 39名の中の
一人として ご活躍されました。
ジャネット・ロー大使夫人を囲んで♪
左)スティーブン・ペイトン大使、
右)ダツェ・トレイヤ=マスィー ラトビア大使
左)男女共同参画局長 池永肇恵さん
右)ニュージーランドの自然をイメージした
色彩鮮やかな 友禅着物 私の隣は
着物プロジェクト「イマジンワンワールド」の
清水おり恵さんとデザイナーの方
左)黒木悠香子さんと
右)郁文館グローバル高校の皆さんと
紫色で「125」を表していると説明する大使夫人。
ホント! 白と紫は サフラジェット(女性
参政権運動家)の シンボルカラー。会場には
同色の風船がたくさん飾られていました♪
大使ご夫妻、 大使館員の皆さまと♪
大使ご夫妻はじめ フレンドリーで素敵な
スタッフの皆さんとの楽しいひと時はもとより
125年におよぶ ニュージーランドの
女性史を学んだ 貴重な時間を過ごしました。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。