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先週末、また 悲しい悲惨な ニュースが 流れました。

大阪で母子が餓死か 「いいもの食べさせたかった」:日本経済新聞

大阪市北区天満のマンションの部屋で 母子とみられる2人の遺体が 24日に
見つかり、室内から「子供にもっといいものを 食べさせたかった」という
趣旨のメモが 見つかったことが 27日、捜査関係者への取材で 分かった。
大阪府警天満署は、生活に困窮して 餓死した可能性が 高いとみている。
捜査関係者によると、2人は この部屋に住む 井上充代さん(28)と、
息子の瑠海(るい)ちゃん(3)とみられる。
部屋に冷蔵庫はなく、食べられる物は 食塩だけだった。
電気や ガスは 止められ、現金は 見あたらなかった。
井上さん名義の 預金口座の残高は 数十円だった。
司法解剖で 2人の死因は 特定できなかったが、
井上さんとみられる女性の胃には 内容物がなかった。
死亡時期は 今年2月ごろで、瑠海ちゃんとみられる子供が
先に 死亡したとみられるという。

今の日本で それも都会で こんな悲惨な出来事が
起こっていいのでしょうか?
先に 我が子が 飢えで 逝ってしまった時の 母の気持ち
それを考えただけで 胸が 張り裂けそうになります。
物が豊かなこの時代に 飢えで 死んでしまうなんてこと・・・
親にも 友達にも 誰にも相談できず、
ひっそりと 暮らしていかなければならない理由が
他に あったのでしょうか?

産経新聞によると・・・
母親の井上充代さん(28)が数年前、夫から
ドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたことが
27日、捜査関係者への取材で分かった。
井上さんは夫と別居してこのマンションに移ったが、
自身の実家にも居場所を伝えていなかった。
夫に現住所を知られないようにするためだったとみられる。
また、井上さんが行政などに支援を求めた形跡はなく
孤立を深めた結果、困窮状態に陥った可能性が高まっている。
住民登録せず、実家にも知らせずにいた。

弱い立場の女性に 暴力をふるう男性なんて
言語道断!!!  許せません!!!
離婚届も この部屋から見つかったというのだから
早く〝DVシェルター〟にでも 駆け込めば よかったのでしょうが・・・
行政に頼り お役所の扉を開けることも できなかったのでしょうか!?
働けばよかったのでは?・・・
考えれば いろいろなことが 浮かびます。
しかし、 何をするにも 身分を明かさなければなりません。
彼女は 暴力夫に 所在を 絶対に 知られたくないため
息を潜めて 暮らしていたのが 想像できます。
考えただけで 胸が苦しくなります。
マンションの家賃は、それでも彼女の知人達の善意で
代わりに払っていたとのこと。
周りに こんな優しい人達がいたのに
救えなかったということが 本当に残念でなりません。
SOSを もう少し発信していれば 救うことができたかもしれません。
行政は こういうことがある、 こういうことをしている、 と
よく、 言い訳がましいことを このような事件のあと言いますが
都会の中の たった一人の 人間に その情報が届かないのは
ねじ曲がった社会、偏った社会を 物語っていますね。
いつになったら 穏やかに すべての人達が 暮らしていけるのでしょうか?
 

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次号では 明るいニュースを書きたいですね。