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皆さまご存じの APAホテル。

APAグループの代表の 元谷外志雄氏が理事を務める 

公益財団法人 アパ日本再興財団主催の 

第八回 「真の近現代史観」懸賞論文受賞作品集

「誇れる国、日本Ⅷ」の 出版記念パーティーがあり、 

行って参りました。今回のパーティーは 大盛会で、 

なんと 2,300名の方々がお集まりになったそうです。

最優秀 藤誠志賞を 受賞したのは、 

米国カリフォルニア州弁護士の ケント・ギルバート氏。 

そう、皆さまご存じの 巧みな日本語で、 

テレビで ご活躍の ギルバート氏です。
 
受賞した 懸賞論文のタイトルは、 

「日本人の国民性が 外交・国防に及ぼす 悪影響について」、

また 社会人部門優秀賞は 中村 敏幸氏、 

学生部門優秀賞には 小野寺 崇良氏が受賞しました。
   
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受賞発表の後、ケント・ギルバート氏の 特別講演がありました。

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ギルバート氏の 「真の近現代史観」 受賞作品である
「日本人の国民性が 外交・国防に及ぼす 悪影響について」
ですが、来日して 44年のギルバート氏が、日本の何が
一番好きかを 問われて、「日本の中で 日本人が一番好きだ」
という点から、日本人の特質 ひいては国民性、日本という国に
至るまでを 正しい史実、歴史を踏まえて 世界から見た日本を
的確な視点で述べています。
真面目、 誠実、正直、律儀、努力家等々、“ 日本人の国民性は
世界に誇るべきものである” 点が、サッカーW杯ブラジル大会での
日本人サポーターの美談、東日本大震災での 冷静な対応等にふれ、
“日本人は、規律正しさや道徳心、他者への思いやりなどの
精神面に於いて、世界標準を圧倒する 高いレベルを昔から保っている。
日本人を上回る精神性を持つ民族を、私は他に知らない。
心優しく 協調性にあふれ、他者を 思いやる国民性が、DNAの中に
刻み込まれているのではないかと思うほど、日本人の国民性は
素晴らしいと言っています。
また、「空気を読む」とする、日本人の 最大の特徴である
相手の気持ちを 上手く察して、先回りをした 行動を取れる点、
これが 軍事面を含む外交の分野では 最大の障害になると、
氏は指摘しています。どういうことなのでしょうか? 
“そもそも 外交とは、言語や習慣、文化、価値観が全く異なる
異民族同士の交渉である。そこに 日本人同士しか通じない 価値観を
持ち込むのは危険” であり、“ 「 国際社会」というと 聞こえは良いが、
要するに 野蛮で 身勝手で 自己中心的な 連中の集まりである。”
 “日本人は 嘘が大嫌いだが、外交とは、嘘も 交えながら ギリギリの
駆け引きを行う世界” であり、“日本人は 卑怯な事が大嫌いだが、
スパイ、 謀略、 賄賂、 色仕掛け、裏切り、脅迫など、卑怯なことが
当たり前に行われるのが国際社会である”
”しかし、その反面 その真面目な国民性が 仇となるのが 国際社会を
舞台にした時であり、“ 日本人が「正々堂々と議論したい」 と
願ったとしても、すでに 敵対勢力の裏工作が 行われているかも
しれない” 現実が あるというのです。
日本の政治家や外交官が、これらの 事実認識が足りないまま、
日本人の 性善説的常識に 基づいて外交を行えば、 最終的には
必ず 国益を損ねることになる、とも 語っています。
また、 中国・韓国問題には、“日本人は歴史上の真実に絶対性を
求めているが、中国人や韓国人は 主張が歴史上の真実かどうかなど
最初から 気にしていない” とし、“歴代の内閣総理大臣が このような
歴史的背景や 民族性を知らずに、安易な気持ちで 中国や韓国に
謝罪してきたのであれば、調査不足による 無責任な行為である” 
“戦後の日本が 是としてきた 「謝罪外交」「土下座外交」は、
二度と 繰り返してはならない、最大級の過ちである” と 論じています。

特筆すべきは、日本人の国民性が 原因で招いた国益毀損の
最悪の事例は 大東亜戦争の惨禍という点。真珠湾攻撃は 日本海軍の
「卑怯な奇襲攻撃」で、日米開戦の 幕開けの原因とされていますが、
日本は 律儀にも 米国に対して 宣戦布告をしているということ、米国は、
開戦前から 日本側の暗号は 日本海軍もすべて解読し、真珠湾攻撃の
日時や 連合艦隊の構成を 開戦前から事前に把握していたというから
驚きです。ところが、真珠湾の米海軍部隊にこの情報を伝えず、 
自国の兵士を 見殺しにすることで、日本軍の先制攻撃を大成功に
導いたのは ルーズベルト大統領が率いる米国だったと言う事実が
判明しています。ルーズベルト大統領は、日本との和平交渉を
行うつもりなど 最初からなく 第二次対戦に参戦するために、日本に
先制攻撃させることだけを考え、議会の承認を経ずに 了承できる
はずのない内容を含む 「ハル・ノート」を提示。 
これを 突きつけられれば 誇り高い日本人は 和平交渉のテーブル
から離れ、先制攻撃をするはず という作戦を立てた彼のシナリオ
通りに全てが運びました。
日米間の開戦は ルーズベルトが意図的に 引き起こした張本人だった
と言う歴史的事実が分かっています。
   
国際社会においては、日本の常識は 世界の常識とかけ離れた
ものであり、中国、韓国問題や過去の真珠湾攻撃も、私達が知る
史実とは違う歴史があることを ギルバート氏は 端的に教えてくれています。 
本当なの?と、皆さまが 驚くようなことが、 この論文の中に
静かに語られているのです。 
史実の裏にある真実を知ってこそ 真の近現代史観がわかるのではないか、 
氏の論文を読んで そう 痛感いたしました。 
皆さまにも是非 ご一読をお勧めいたします。


アパグループは、社会貢献活動(メセナ)の 一環として、

「真の近現代史観」懸賞論文制度を創設して、

これまで 7回にわたって 多数の優秀な論文を 顕彰しています。

この顕彰制度は、日本が 正しい歴史認識のもとに

真の 独立国家としての 針路を示す提言を 後押しすることが狙いです。

歴史に埋もれた真実をもとに 国際情勢の推移を 解き明かし、

独自の近現代史観で 日本の活性化に役立つ提言を まとめた

論文を募っているのです。

ちょっと 難しいと思われるかもしれませんが、 

自分の住む 日本を考えることは 必要なことですね。

元谷外志雄氏は “信念の人” だと、いつも思います。

中学の卒業文集に 元谷氏が書いた言葉は

「逆境こそ 光輝ある 機会なり」。

まさに 逆境をバネに ご自分を成長させ、賢妻の芙美子夫人とともに、

まさに 破竹の勢いで 次々と事業を展開しています。

また、「事業はロマン」と 元谷氏は言います。  

事業の成功者が 優秀な人々を後押しして 活動するのは

本当に素晴らしいことです。

元谷氏の本の最後に こんな言葉がありました。

「 人生は短い。未来と戦う過程を楽しみ 時間に負けるな 」



ケント・ギルバート氏が受賞した論文、 

「日本人の国民性が 外交・国防に及ぼす 悪影響について」 は、

APA社発行誌「Apple Town」 12月号 No.297 に 出ております。

全日本の皆さまに 是非 読んで頂きたいと思います。


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では 皆さま 次号をお楽しみに。