「名護市長選で普天間飛行場の受け入れを拒否する現職が再選された。移設を進める政府の姿勢をどう思うか」。回答者43人のうち、40人は明確な態度を示さなかった-。
1月の名護市長選後に琉球新報が行った都道府県知事アンケートの結果だ。沖縄を除く対象46知事のうち、選挙があった2都県などを除く43道府県が答えたが、「その他」の回答や無回答が目立った。
アンケートは選挙結果に反して移設を強行しようとする安倍政権への評価を聞き、議論の一助とすることが目的だったが、冒頭以外の質問でも同様の傾向だった。
全国の知事からは態度を明確にしない理由に関し、次のような説明が目立った。
「安全保障に