まるでドラマや映画の恋愛モノのような、でも本当にあったラブストーリーお届けします。それはアメリカのとある女性に起きた素敵なお話です。
いつもと違うサイズを注文したら…
暑い夏のある日、忙しい出張から職場に戻ったジニーさんが帰ろうとしているところへ、Dさんがやってきて「コーヒーを買ってくるよ」と声をかけました。ジニーさんは普段、いつでもTallサイズのラッテを注文していましたが、その日はくたくたで1つ大きいサイズを頼んだのです。Dさんが持って帰ってきた1サイズ大きいラッテのカップには、こんな言葉が書いてあったのです。
「hope your Day sets better ( ´∀`)」あなたの一日が無事に終わりますように
なんと、ジニーさんが1サイズ大きいラッテを注文したことで、店員さんはジニーさんが大変な一日を過ごしたと看破して、温かいメッセージをくれたのでした。ジニーさんは写真を撮ってFacebookにアップしましたが、もちろん、続きがあるとは思っていませんでした。
一か月後…
Dさんがまた、メッセージ入りのカップを持ってきたのです。そこにはこう書いてありました。
「Are you Real?」あなたはリアルですか?
Dさんが言うには、ジニーさんと今まで一度も会ったことのない店員さんは、ジニーさんが本当に実在しているのか、Dさんが作った仮想の人物ではないのかと思っているらしいのです。そこでジニーさんは「Maybe(かもね)」にチェックをして、「あなた"リアル"の定義にもよるけど」と書き添えて、翌日Dさん経由でカップをお店に返しました。
するとなんと、「リアル」の定義を確かめるために、別のカップがまた届けられました。
「Are unicorns Real?」ユニコーンはリアルですか?(実在していますか?)
こうして、ジニーさんと店員さんの、カップだけを通じた数ヶ月のコミュニケーションが始まったのです。
一番すごいダイバーは? 一番好きな映画は? などなど、ジニーさんがFacebookに画像をアップするたびに大きな反響があったそうです。
そして、ジニーさんがアメリカとカナダへの長い出張を終えて帰ってきたときのカップがこれです。
「Glad you are back( ´∀`)」帰ってきてくれて嬉しいよ!
ジニーさんもカップに質問を書いたりするようになり、すっかりカップ友達になった2人でしたが…。
「I am leaving in a month」あと1ヶ月で辞めちゃうんだ…。
こうして実際に会うことに…
こうして、店員さんのダンさんと会うことになったジニーさん。あのカップがなかったらこんな素敵な経験はできなかったと語っています。この後、二人はカップなしでやり取りを続けたそうです。
個別の"小さい心遣い"が"大きな影響"を与える
「お客さん」というくくりではなく、「このお客さん」というように、自分だけに向けられた心遣いはとても嬉しいものです。その小さい心遣いがこの素敵なストーリーを生み出したのですね。
【出典:SPIN SUCKS】