シンゴジラのゴジラが着ぐるみじゃないと知ってかなり白けました。ぶうです。
ゴジラとかは守備範囲外なのであまり情報を仕入れてなかったのですが、それでもなんとなし伝え聞いてた触れ込みもあり｢特撮にこだわってんじゃなかったんかい！｣と。
おい特撮愛はどうした！
そこは着ぐるみでやってほしかったぜ庵野さん！
てなわけでね。
正常作動するスマホを手に入れた勢いでブロマガを更新しまくるのはいいんですけど、
マジでみんながあんまり興味無いだろーなーって事ばっかり押し付けちゃったんで反省してて(笑)
もう少し読んでもらえそうな記事も書きますわ。
と言っても、
今はえんそくの事をとやかく細かく解説する気にはなれなくて。
(なんせ、丁度イーストワンマンやこないだの茶番鑑賞会を経て、蒔いてきた伏線の回収も概ね済んで、現状でのピースが出揃った感じだから、ボクがベラベラやるのは勿体無い時期なのかなぁと。みんなのとんちんかんにナナメったりする謎解きレターも楽しみの一つだし。合ってても間違ってても面白いから、まぁ大いに期待してますよ。)
なんで、
今回は最近観た映画の話でもしようかと思います。
ボクはよっぽどじゃないと映画館には行かない(次に行くのはたぶんシンエヴァかな？)ので、
作品は｢なんで今さら！？｣なものばかりになってしまうと思うんですけど。
まぁ参考までに。
まず、
観たい観たいと思って観れてなかった｢パシフィックリム｣。
これはもう思ってた通り過ぎて最高でした。
｢あー今日はラーメンが食べたい！｣と思った時の風風ラーメンのソレですね！
(まったくわからない例えでしょうが、これが欲しい！と期待した時に余計なオリジナリティや小細工は例えソレが効果をなしていても首をかしげてしまうことありますよね。予想通りのベタを提供してくれることも大事。あるんですよ高円寺の南口にね。風風ラーメンって間違いのない安いチェーンが。)
これこれぇー！
これを求めてたのよ！
って感じで、見事100点でした！
こうなっちゃうともう映画として面白いかどうかはファンになってしまったボクにはまっとうに判断できないのですが、
CGのクオリティは最上級だし、
なにより設定、デザインに駄々漏れてくる｢古き良きジャパニーズオタクカルチャー｣へのリスペクト！
これはかなり｢わかってる｣奴じゃないと作れないし、
今の萌え豚戦国時代に突入する前のオタクなボクとしては嬉しいくらいストレートに心くすぐられる出来栄えでした。
(特に手が３本あって中国の三つ子が操縦してるロボのデザインが好き！)
そうそう。
基本的にボクはSF映画が好きなんですが、ボクの評価がしばしばセールスと一致しないことがあるんですよ。
同じように観たくて観れてなかった｢インセプション｣も観たんですが、
これはちょっと残ねながら…
クソ眠くなりましたね。
長かったな。
(実はあんだけ押されてたのも渡辺謙が出てたからってだけなんじゃね？)
あと最近、たまたま｢マンオブスティール｣を見たのをきっかけにして、今まで守備範囲外だったアメコミ系の映画にいっぱい手を出したんですが、
結果どれも面白いんだけどスーパーマンを観るなら｢マンオブスティール｣よりもまず圧倒的に｢スーパーマンリターンズ｣を推しますね！
(面白かったなーと思ってたら安く売ってたのでDVD買いましたもん。)
とても派手で小気味良くて、これがベーシックなんだな！って感じ。
他のヒーロー物を観る上でもこれありきのほうが｢このヒーローはあえてこうゆうカラー！｣ってのが見えやすくて面白いと思うんですよ。
ヒーロー物だと｢キャプテンアメリカ｣の最後がアベンジャーズに繋がってるのと、
｢あ、ちゃんと格ゲーと同じ動き(笑)｣ってのにグッときました。
そんで、やっぱ映画よりは小説漫画党、紙媒体派のボクなんで、｢映画の映画たる凄味｣みたいのに逆に弱くて、
前評判通り｢ゼログラビティ｣は度肝を抜かれましたね！
芝居小屋で一人芝居による良くできた密室劇を見させてもらった時の深く頷く感じと言うか…
こりゃあ映画だから良い。
ひたすら浮遊感のある宇宙空間でのカメラアングル、しかも全然途切れない長回し。
ホントどうやって撮影してんだ！？
映像美やべぇ！！
って感じで。
ストーリーは特筆するとこも無いんですがとんでもなくすげぇ映画でした。
(劇場で3D上映観たら間違いなく酔うと思います！)
まぁ、作品を評価する上で映像の凄さとか｢別に、だから？｣って人も多い(バンドを評価する上で｢演奏力でバンドの良し悪しは決まらない！｣みたいな感じかね？)から、
それ言われると確かに他にも尖ったパラメーターがあれば良かったんですけどね。
全て予想の範疇だから、超絶アクションシーンが過激な水戸黄門みたいなもんかね(笑)
そして番外編。
初めて観たってわけじゃないんですが
｢崖の上のポニョ｣ね！
生活の中でテレビを垂れ流してる人って多いと思うんですけど、テレビって(だいたいの場合)つまんないしガチャガチャうるさいじゃない？
そんな時にバックグラウンドに流しておくのは映画がいいんですよ。
風景や音楽が良い作品はもちろんなんですけど、
意外とアニメがいいですね。
特にジブリかピクサー、ディズニー系ね。
優しみがあるし。
物語を追えてなくても何となく楽しいし、
ふと目をやったワンシーンたけでも動きがユニークだったりしてね。
で、今日イヤホンに疲れてですね、
テレビでやってたのを録画した(だと結局CMが入るんでガチャガチャすんですけど)ポニョを久しぶりに流してたんですけど、
これ思ってるより良いですね！
イマイチ世間にはちゃんと評価されてない気がして来ましたよ。
手書きであえて歪みがあったりする温もりの背景やアニメーションもいいんですけど、
そんなことよりも中身。
ポニョってやっぱれっきとした｢セカイ系｣だよね。
セカイ系？
ってなんてぇの？
｢君を守って世界を救う｣とか｢君が死んだら世界が滅ぶ｣とか、逆に｢君の為に世界を壊す｣とか｢君と恋して世界は終わる｣とか？
なんかわかんないけどやたらミクロな問題とマクロな問題がリンクするんだよね。
ボーイミーツガールが世界の鍵を握る。
で、ほとんど語られないんだけどポニョもやんわりと見えてくる裏のSF 、ファンタジー設定が壮大よね。
なんか巨大な魔法の力を手に入れたポニョがソウスケに会いたい一心で知らずに洪水を起こしてて、
星の重力が乱れて(月も落ちてきそうだし)｢星の地場崩壊が第二段階に入って人工衛星は堕ちてきてる｣し。
(実際そんなセリフかあるんですよ。独り言のように。)
でポニョ最後魔法を失って人間になるからね！
それで世界の崩壊が止まるのよ！？
ここまでちょっとマジで何言ってるかわかんないって人はポニョ見直して(それから読んで！笑)
今度はSF、ファンタジーのくくりで観てみて！(笑)
これはあれだ！
もうポニョとソウスケの10年後の物語がみえてくるようだよ！
続編はね、高校生になった二人の淡い恋のすれ違い等を織り交ぜつつ再び世界の崩壊に直面する王道セカイ系物語を、まぁやむ無くちょっと萌え系になった絵柄で、やったほうがいいと思うね！(笑)
絶対名作生まれるよ(笑)
《僕の幼馴染みは人魚姫で、10年前魔法で世界を海に沈めてしまったー》
みたいな出だしなわけ！
主人公の家は漁師町の崖の上にあるわけじゃない。
もうその時点でロケーション最高なわけよ。
そこから二人乗りの自転車で坂を下る高校生になったソウスケと、赤髪に面影が残る魔法を失った少女ボニョ！
はいきた！
見えた！？
俺はポニョが近所の子供にチキンラーメン作るシーンまで目に浮かんだよ！(笑)
ポニョ｢目をつぶって下さい！今から魔法をかけます！｣
子供達。｢(パカッ)わぁハムだぁ！｣
のシーンの再現！
(いや、あるんですよそうゆうシーンが。わかんない人は観てよ！だから！)
あぁ…コレたぶん最後ポニョは泡になっちゃうんだよなぁ(泣)
(まぁちゃんと元に戻るラストシーンまでやってハッピーエンドでしめておこうか！)
妄想が過ぎましたね(笑)
拙者自分でもビックリするくらいキモいとこまで妄想を進めてしまいましたよ(笑)
でもそんなことまで想像が広がるドラマチックな背景を持たせながら、ジブリ流のファミリーテイストにまとまってて軽く観れるし、
良作だとボクは思います！
あーーーー。
文字打ちスイスイで助かるわーー。
けどいい加減喋り飽きてきたので特に気のきいた締めも無いまま終わります(笑)
新作映画も色々気になりますね。
ファインディングドリーは明らかにアレがソレでかわいそうな人の物語なのでボク好みで感動もしそうなので気になりますし、
ハイアンドローはもうむしろ観に行ってる人達のことが気になります(笑)
それはDVDレンタルが始まった頃、ビデオ屋でチラ見しようと思います(笑)
