広島移動日。ありあまった時間で考えた。

広島に着きました！今日は考える時間が山ほどありました！ぶうです！

突然ですが！

ぶうさんに質問です。

ぶうさんがこれまでにバンドで成功する事以外に夢に描いた｢将来的なりたかったもの｣を教えて下さい！

(※そんな質問は誰からも来ていません)

よしきた！

ボクはボクのことを大好きな人が大好きさ！

ボクのことをよく知りたいみんなにボクのことをよく知って欲しいと思う！

だから今夜はボクのこれまでの人生で｢将来なりたかったもの｣を１つ残らず教えてあげようと思った！

よく考えて思い出してみたからさっそく発表だ！

1.お菓子屋さん

(？？？～小学校低学年？)

ボクが物心つく前(ボクの自我が芽生えたのは小学校5年生くらいの頃！本当さ！それまでは動物と変わらなかったんだ！)のことなのでボク自身はまったく記憶に無いのですが、

なんと小学校1.2年？の頃の文集的なものからこの事実が発掘されました！

ボクはお菓子屋さんになりたかったようです！！

はい！君達より先に言っておこう！

｢子供ぶうさんかわいい！！！｣

文集にはご丁寧に理由まで書いてあった。

｢ぼくはお菓子が好きなのでお菓子を好きなだけ食べられるお菓子屋さんになりたいです。ぼくのお店ではお菓子はみんなタダです。みんなにお菓子をいっばい食べてもらいたいです。｣

とのこと！！(だいたいです)

うーん！ボランティア！！！

さすが自我のなかった頃のボク！

経済活動のなんたるかを微塵も理解していないね！！！

でも、あれだね！

昔から自分の好きなものをみんなと共有したいって気持ちは変わらないんだね！

なんて優しい人間なんだろう！

きっとこれがボクの生まれて初めて描いた｢将来なりたいもの｣でしょう！

2.漫画家

(小学校3年頃～現在)

ボクの｢将来なりたいもの｣の代表格と言えばこれです！

ボクはジャンプが大好きだったし、この頃から絵もなぜかそれなりに描けたし、まわりの友達にも何人か漫画家になりたいとゆう奴がいて、

自然と｢漫画家になろう！｣と思っていました！

うん！ありがち！！

何よりもストーリーや世界観設定とかを考えるのが大好きだったので、ボクの脳内作品のキャラクター設定資料集なんかもいっぱい描いていましたね！！

そう！ベタ！！

今でも漫画家になれるならなりたいね！(笑)

3.ファミ通編集者

(小学校4年頃～中学3年頃)

多感な時期に漫画家と平行してなりたがっていたのがこれ！

いつの間にか買わなくなってしまったけど、ジャンプともう１つ、ファミ通ってゲーム雑誌を毎週買ってはくまなく読んでいました！

この頃はゲームばっかりやっていたので、ゲーム雑誌の白黒の面白ページ(当時はファミ通町内会やバカタール総合研究所ってコーナーがあってねー。世界で一番面白いスペースだと思っていたよ)や、攻略記事を書いたりクロスレビューをするのに憧れていたのだ！

なので、上の漫画家と合わせ技一本的に、

ファミ通のマンガコーナーの連載もしたかった！

(あと基本的には格闘ゲームが好きだったんだけど、ストーリーや設定を考えるのが好きなのがこうじてRPGツクールには無限に人生の時間をつっこまされた！)

高校に入るとゲーム生活がどんどんアーケード中心になり、やがてはゲームから離れていくのであった。悲しいなー。

4.小説家(ミステリー)

(中学校2年頃～現在)

小学校高学年からマンガだけでなく小説も読み始めたボクはSFや長編ミステリー、それからショートショートと呼ばれるとても短い小説が大好きになる。

緻密な設定とストーリーの美しい組み立てなどがたまんなくボクの心を刺激したのだと思う。

別に漫画家じゃなくて小説家もいいな！と思うようになる。

そう！単純！！！

ちょうどファミ通にも｢1999年のゲームキッズ｣ってショートショートのSF小説が連載されていて、これはもう毎回超楽しみにしていたし、影響をバンバン受ける。

今でもこのシリーズの単行本はたまに読み返すので近くに置いてあるのです。

そして高校生になるとオーケンの影響もあってさらに読書熱が高まってパターン通りに乱歩を読みあさり、怪奇系にまで手を出し始める。

世の中で流行ってきていた角川系の萌え絵が表紙のラノベなんてクソだと思っていたのでほとんど読んだことがありません。

(ブキーポップシリーズと西尾維新、乙一など超メジャーどころは目を通しましたが長い文章系のタイトルのやつはいまだに拒否反応です。)

今でも小説家になれるならなりたいね！(笑)

5.旅人

(19歳頃～30歳頃)

中二病を発症し続けながら同時に正しく大二病も患う(笑)

そう。俺ってやつは以外とパターン通りなのだ。

人間が嫌になる。社会生活に嫌気がさす。

どこか人気のないところに行きたい。自然にかえりたい。

そして本当に旅に出てみたりもしてしまう(笑)

きっとバンドが忙しくならなかったらあのままインドあたりで人格の変化があったり、どこかで遭難したり現地の悪者に殺されたり、とにかくろくなことにはなっていなかったろう。

それからずっと旅人への憧れがあったんだけど、肉体的限界を感じたり社会生活からある程度解き放たれたバンド人生を手に入れてしまっているので、いまさら旅人にはなれんなーと諦めた(笑)

旅人なんてのは若気の至りでなるもので、若気の時期を越えてしまったのだ(笑)

やーバンドが楽しくてよかった！ありがとうリーダー！(笑)

まぁざっとこんなところですが、

書き出してみるとなんとボクってやつは恵まれていますね！

誘われるまま、音楽業界に興味も無いまま始めたバンドが楽しくてしかたなくて、気がつけばいつのまにかどっぷりミュージシャンやってて、

今じゃ｢無料お菓子屋さん｣のように自分の好きなものを好きなだけ食らい、みんなにばら蒔いてまわり、

｢漫画家や小説家｣のように物語や設定を夜な夜なニヤニヤ考えて作品にし、

｢旅人｣のように津々浦々を巡り自由に生きる、

そんな最高の｢バンドマン｣をやらせてもらっている。

そしてそんなボクの今考える、

｢将来なりたいもの｣は、

6.好きな事だけやって生きていける人

(生まれた時～死ぬ時)

きっと誰もが究極的にはこれですよね。

その夢に向かう中で、好きなことをやり続ける為の努力や我慢やあらゆるストレス、苦難。

それらすらも楽しんじゃえるような奴になれたら、この世は極楽。無敵のハッピー野郎。

楽しいことをしていたい。

バンドは楽しくて大好き。

だからバンドをずっとやっていたい。

その為に階段を少しずつ登っていく。

どんどん良いほうへバンドを引っ張っていければバンドはずっとずっと楽しく続くだろう。

赤坂BLITZだって、例えば武道館だって東京ドームだって、

ゴールになりはしないのだ。

楽しいことをし続ける為にバンドを続ける。

それが目的であれば売れることはそれ自体が目的ではなくて、バンドを続ける為の手段。

きっと現状維持の為に頑張るよりも、上を目指す為に頑張るのほうが何倍も楽しいから、

そう考えると今のボクラは本当に誰もが羨むような状況にあるのだろうなと思う。

だから割りと大真面目に、

ボクはボクのこの恵まれた、溢れる人生の楽しさをばら蒔くべきなんじゃあないか？

とか、本当にキリストみたいなことを考えたりする。(ヤバイ奴だー)

時にボクの中の怒りややるせなさやネガティブな感情がボクの歌を突き動かすこともある(割りとよくある)けれども、基本的にはその行動すらも言い換えれば自分の欲望のまま、衝動のままに動いて発露しているってことで、

ボクにとっては世界や外敵を攻撃することだって、｢楽しい・好き｣足り得るポジティブな行為なのかもしれないから、

やっぱりバンド活動はポジティブな面しか存在しないのだ。

どうだろう。

時間をもてあまし、

考えてみれば考えてみるほど、

現状に、毎日に感謝しかない。

よし。明日も全力で楽しもう。

喜びも楽しみも、もしかしたら憤りややるせなさも、

全部大放出してばら蒔いてぶちあてよう。

広島で会う皆さん。

皆さんもボクにあてられて楽しくなっちゃって下さい！

まだまだじゅうぶんに眠る時間があります！

おやすみなさい！