テレビでやってる映画を録画し、
貯めといて観るという「ビンボーくさい習性」があります。ぶうです。
久しぶりに、
それこそたぶん少年だった頃ぶりに、
「ジュラシックパーク」を観まして、
その出来映えにホント驚いたんですが、
やっぱスピルバーグだね。
いいよねスピルバーグはね。
まずなんと言ってもさ、
これ「リアルな恐竜が出てきますよードキドキギャーッ!ってなるよー」って映画じゃないすか。
みんなそれを待ち望んでるわけじゃないすか。
まさか開始から一時間くらいまったく恐竜が襲ってこないまま進むとはおそれいったよね。
アホほど引っ張るよねー。俺の興味が絶滅するかと思ったよ。
あの草食恐竜の大量のうんこに女博士が手を突っ込んでいじくりまわすシーンとか本当に必要だったのかね?
そんで不要なシーンで言うと凄いのはね。
木にひっかかった車がどんどんずり落ちてきてそこから逃げるシーンと、
もうすぐ停電から復旧して高圧電流が流れるよーって柵を子供がなかなか降りてこれないシーンね。
ここ全然恐竜関係ないもんね。
これはその気になれば絶対カットできるはずだよ。
なんだけど、そのシーンがすんげぇーードキドキハラハラして楽しいのね。
もうスピルバーグって人は何を撮らせてもいいんだろうね。
きっとどんな物語でもその天才的なセンスでドキドキハラハラシーンを作り上げてみせるんだよね。
(酷評されてる「宇宙戦争」も俺は楽しんで観れたし!)
で立て続けに監督が変わった「ジュラシックパーク3」も観たけど、ありゃ全然ダメだね。
観始めてすぐ恐竜が出てくるところはいい。
そこだけは凄くいい。
あとは小さな起伏がある種リズミカルに続いていくばかりでドキドキハラハラの緩急がないよね。
あと登場人物がバカ過ぎる奴ばっかりで感情移入できない。
登場人物のアホ行動に文句を言いながら観るのを楽しむ為のものだとすれば素晴らしい出来映え。
と、ここまで書いて、
残念な憤りのクラオカLINEブログが飛んできまして…。
のほほんと日曜日していたのですが色々考えちまいまいましたよ。
(鬼太郎見ながら。)
(いやー考えるにあのネコ娘のデザインは正直媚びすぎだよ!余計だよ!)
あの手のブログを「優しさライセンス」と呼ばれたほどの男クラオカユウスケに書かれてしまったのはボクのフロントマンとしての力不足を痛感する無念な出来事であります。
(みんなも見たくなかっただろう!俺が至らんせいですまない!)
と言うのも、
ボクの言うことは基本的に「バンドとしての総意」。
メンバー全員の共通認識ですから。
(そうでない事を言ってる時は「勝手なこと言うな!」とリーダーが突っ込んでくるでしょうしね!)
本来「客に口うるさく言う」なんてダサいのはボク一人でよくて、
それだけでみんなにバンドの意思が浸透すれば一番いいのです。
だけどもここ数年、そうもいかない残念極まりない現実があって、
それは完全にボクの言い方の至らなさだったり、
ボクのブログがあんまりにも長くてダルいから他のメンバーのファンにまでは読んでもらえていなかったり、
(これは最近になって「あれどうも俺のブロマガって一部の人にしか読んでもらえてないのかな!?」と気付いてガーンっ!とショックをうけていました!笑)
ひとえにボクのカリスマ性の足りなさのせいですね。
ぶっちゃけると、
よく下手前方でライブを観ている「昔からよく見るクラオカファン」の中には、
(たぶん3人くらいかな?)
「またぶうがなんか言ってるわーだるー」
とか
「私クラオカファンだから関係ないですよね?」
みたいに思ってんのかな??
と、ボクから見て感じる人がいて、
凄くやるせない気持ちになったりしましてねー。
困るよなー。
そうゆうもんじゃねぇんだもんバンドは。
少なくともえんそくはさー。
クラオカユウスケはおそろしく魅力的な人物だし、
最高にカッコいいバンドマンの一人だから、
それを少しでも近くで少しでも長くみたいと思うのは仕方のないことだろうけど、
ありえないことに例えて分かりやすく説明するとさ。
「最後のえんそく」のみんなが座るとこあるじゃない?
(あれ最高だよ。すごく気持ちがいいし、王様にでもなった気分で自分に酔いしれることができるね。あんな風にしてくれてありがとう。みんなお付き合い下さり感謝!ですよ。でもさ。あれを後ろで見てる人達が「えんそくすげぇ!」って驚いてるのって、最高を超えた最高じゃない?それをみんなも楽しんでくれてるといいんだけど。)
あそこで一人二人だけが立ちっぱなしでユウスケにハート飛ばしたり名前を呼んで咲いてたりしたらさ…
なんか素敵じゃないよね。
「あーあの下手ギターの人は熱心な個人ファンがついてるんだなー」
って思うくらいだよね。
なんならステージよりそのファンに目がいっちゃうかもしれないよね。
フロアに視線を持ってかれて一部のお客さんに心のスポットライトがあたっちゃうようなバンドって、
カッコいいもんじゃないよね。
(ライブってのは少なくとも一部のお客さんが他に存在をしらしめたり偉そうにしたり優越感を得たりする為にライブがあるわけじゃねぇんだし)
俺はそうゆうバンドを素敵だと思わないし、
なんなら
「あの下手ギターのやつああゆう勝手を許してるんだ。さぞ個人的なファンを獲得する為の営業がお上手なのでしょうなー」
とか思っちゃうね(笑)
そんなことを思うのが俺みたいな嫌な奴だけだとしても、
うちのクラオカユウスケをそんな風に素敵じゃないバンドマンには見られたくはねぇしなー
ボクラの目指すものはステージの上だけでは完成しないんです。
だから難しいし、
もしかしてそれはえんそくの弱い部分でもあるのかもしれないけど、
完成したならば最高に素敵でしょ?
だからそれを一緒に楽しんで欲しくて、
だからそれを一緒に楽しんでくれて本当にありがとう。
で、俺はね。
「嫌いなメンバーいるけどぶうさん大好きだからえんそく来てまーす!」
って人はこっちからお断りです。
(バレたらまずい!とこっそり思っているならばまだしも。笑)
ボクの愛するメンバーに悪感情を持ってる人なんていて欲しくないよ。
そんなのは自分の家族の悪口を言う女と結婚するようなもんだよー。
うちは「スープ大好きだからそれだけ飲みにくるけど麺が大嫌いだから全部残します」って客を受け入れられない、
自分の出すものに自信と愛がありすぎるラーメン屋みたいなもんなんだよー。
でも俺達はチェーン店の雇われ店長なんかやりたくなくて店をかまえてんだし、
そんな客を選ぶわがままなラーメン屋さんがあってもいいでしょ?
さて、
お客さんの悪目立ち問題と言うのは、
意図してやる奴、
無意識にそうなってしまう少しかわいそうは人、
事故的にやってしまった凄くかわいそうな子、
色々あるから発言に気を使う根深い問題だとは思うけど、
いずれにせよ、
少なくともえんそくビギナーがえんそくの目指すバンド像を知らずにそうなってしまうのは仕方がないとボクは考えていて、
それはボクラ(それは客席にいる貴方を含めたボクラです)の振る舞いを見て感じて気付いて、
どんなバンドでいたいのか理解していってもらえればいいと、
そしてそれに力を貸してくれたら最高だと思う。
でも、
いつかできていたはずの、
伝わっていたはずの人が、
なぜか年月を重ねると変わってしまうことがあって、
それはいつもすごく残念に思ってる。
そうゆう人がいなくなるとまたそうなってしまう人が出てくる。
まるで働きアリの中に何パーセントかサボるアリが出てくる現象みたいに、
なくならない。
「わー!このバンドみんな楽しそうにしてる!ライブ楽しい!」
なんてえんそくを見つけてくれたその時のままではなかなかい続けられないみたいだ。
(どうして誰もが恋に落ちたその時のままでいられないのだろうね)
こう書くと、
変わったのはバンドだメンバーだ。
と言う人もいるかもしれない。
ボクラも変わる。
走り続ければフォームもルート選びも、
顔や服装だって景色だって変わるのし、
変わらないと走り続けられなくなることもあるだろう。
とにかくボクラは走り続けていたいのだ。
走ることの気持ちよさは変わらないから。
人は変わりゆくものに心を乱され笑顔を失うではなく、
変わらずにそこにあり続ける熱いものを愛で笑い続けるべきだとボクは思う。
人生は望まないものからは逃げ続け、
望むものを追い続け、
歩みを止めることなくいる為に、
変わりゆく今をも楽しむべきなのだ。
だから、
今のえんそくを楽しんでくれるみんなには本当に何よりも感謝する。
そしてこれからも思いっきり楽しんでくれ!と願う。
ボクもここのところごちゃごちゃ考え過ぎているし、
言い過ぎているし、
前進するためにもがくことが必要なぬかるみにいるとしても、
いつまでもそんな気持ち悪いことをしているつもりもないし、
とっても疲れる。
見ているみんなも決して気持ちのいい状態ではないだろう。
もう力一杯蹴って抜け出したいなと思います。
派手に跳ねた泥も気持ちよく走っているうちに乾き、
汗と風に飛ばされ消えるでしょう。
みなさん。
まず第一に、自分が楽しい!
をやり。
次に、一番近くの家族(メンバー)が楽しい!
をやり。
次に、我が町の人々(ボクラ)が楽しい!
をやっていくことが、
最後に、世界(みんな)が楽しい!
になっていくだろうから、
楽しみましょう!
えんそくはめちゃくちゃ楽しいバンドですよ!
一人一人が。
まずボクが、
まず貴方が、
楽しんじまいましょう!
それが一番ですやっぱ!
てことで、
ボクもまた
「今期の絵柄は、デザインは、こんなんなんだなー」
と今の鬼太郎を楽しむべきだろうね(笑)
こっそり仲間内で文句を言ったりすることも楽しんじまうべきだろう。
文句言うなら笑いながら言わねぇとなー。
まぁ笑いながら文句を言えないなら、
ジュラシックパーク3も観ねぇし、
日本語吹き替えのタイムもプロメテウスも怪盗グルーの二作目も観ねぇんだよ。
ジュラシックワールドも楽しみだなー。