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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
少女を2年間監禁していた男について語ってください。
容疑者は「家を出る」と言って3日間ほど外出したらしい。
でも、それは事後になって、「3日間ほど家を出た」という事が分かったわけだよね。
そんな恐怖と戦いながらの3日間なんだ。
「その3日間に逃げれたはずなのに」
そんな推理には無理があると思うんだよね。
監禁された人の心理は、犯罪心理学者の人達が言うことを信じるしかないと思うよ。
逆に「あそこまで悪びれずに堂々としているのは、誰かを庇ってるから」と考える人がいても、不思議じゃないんだよ。
でもテレビはそれが言えない。
今後、こういう犯罪って増えると思うよ。
完全に、みんなのご機嫌を取るために言ってるだけだよね。
でも急に、いい子になっちゃってる。
もちろん、あんな犯罪を犯しても、単に誘拐罪にしかならないから、法律が空しいって気持ちはあるよ。
それは問題だ。
だけど、「そんな犯罪を犯した人を、社会みんなが憎むべき」って言論人が主張する意味があるのかね?
小林よしのり には、ガッカリしたよ。
基本的に報道はするべきでないと思ってる。
僕らがこれに関して考えるべきことは、「自分の中にも、そういうのが あるんじゃないか?」という事ぐらいしかないよ。
出来るだけ正直に話してても、表現できるのが このあたりという難しい事件です。
おそらく女の子は逃げることはできなかったと思いますが、難しい事件なので結論が出ません。