このあいだ、金曜ロードショーで『風の谷のナウシカ』がオンエアされました。
それに関してニコ生のニュースで「庵野秀明、ナウシカ続編」とか書いてありました。
なので「そんな事があったのかな?」と思ってニュースを見てたら、別に庵野くんはそんな事を言ってないんだよね。
昔に言った事をつなぎ合せて、ナウシカがオンエアをされるのに合わせて「昔、庵野秀明がこんな事を言ってましたよ」という。
本当に、ニコニコニュースってこんなのばっかりかと思ったよ(笑)。
でも、コメント欄が面白かったんだよね。
「周辺の事は散々ファクトがあるのに、肝心の“庵野秀明がナウシカを作る”という部分には一ヶ所もファクトも無い。」
「よくこんなニュースを書きましたね。」
そんなコメントもあった。
そんな中に「もういろんなヤツが勝手にナウシカ作ればいいじゃん」って書いてあったんだ。
確かにそれが一番面白い。
たとえば新海誠がナウシカを作るんだったら、ナウシカとアスベルの心が入れ替わっちゃえばいいんだよね。
それを何回か繰り返して、アスベルが元に戻った時に「ナウシカに会いたい」と思って風の谷に行ったら、風の谷は王蟲が押し寄せて数年前に滅んでいた事が分かる。
それで夕焼けの中でアスベルはナウシカの幻影と会う事が出来て「もう一度、君に会いたい」みたいな話。
そんな話は、もういいじゃんと思うけどね。
タイトルは『蟲の名は。』で(笑)。
あと片渕監督もナウシカを作ればいいんじゃないかな。
トルメキアと戦争する田舎の奥の魔法帝国“ドルク”に嫁に行った女の子の話。
最後に王蟲が押し寄せて来るんだけど、その中で片腕を失いながらも乗り越えて、孤児を引き取るという。
タイトルは『この腐海の片隅に』っていうの。
あと庵野秀明も撮ればいいんだよ。
中学生男子がお父さんに「帰って来い」って言われて里帰りするんだよ。
「お父さんは僕なんかいらないって言ったくせに」って風の谷に帰ってくるわけだよ。
そしたら風の谷には族長で碇ってお父さんがいるんだけど、その後を継いで「巨神兵に乗って戦え」って言われるんだよね。
それで「そんなのに乗って戦うのはイヤだ!」って言ったら、包帯だらけのナウシカが出てきて「やります!」って言うんだ。
タイトルは絶対に『シン・ナウシカ』だよね。
ディズニーだったらナウシカの双子の妹のウマシカがいて、ナウシカは「私はいる場所が無いんだ」って腐海の中に入りながら「レディゴ~♪」って歌いながら王蟲で城を作る作品を作ればいいんじゃないかな。
タイトルは『ナウシカと蟲の女王』で。
宮崎さんは続編を作らない人だし、片渕さんも新海さんも、そんな事やらない監督だと思う。
でもディズニーは、やるよね(笑)。
わりと真面目にそれぞれの映像を考えてみたんだけども、今のアイデアを下敷きにしたら、ディズニーは出来るんじゃないかなと思うんだ。
ひょっとすると10年後ぐらいには見れるかもしれない。
なので、10年は死なずに生きていこうと思います。