今回はニコ生ゼミ2月5日(#164)一部抜粋しました。
─────────────────────────────
「2月12日のニコ生は、山田玲司先生の『CICADA(シカーダ)』を分析します!」
岡田:
最新刊の『CICADA(シカーダ)』って、どんな話なんですか?
山田:
僕が初めて岡田さんのニコ生に出た時に言ってた作品です。
それが早2年、ようやく形になりました(笑)。
設定は150年後の未来でディストピアです。
半分、水没した東京が舞台。
激しい階級制度があって、そこで虫のような暮らしをしている男が主人公ですね。
一度に女に愛された事が無くて、帰ったら待ってるはずの猫がいなくなっているという。
岡田:
今回の作画はバナーイさんって方ですね。
何で絵を自分で描いてないの?
山田:
これはウチの担当が「山田さんはメカに興味が無いでしょう」って(笑)。
この作品は世界観とメカがすごく重要なので、今回はネームに注力したんです。
この作品のポイントは、「150年後の世界は、マンガが禁止されている」です。
マンガは麻薬みたいなものなので、所持していたら逮捕。
なんなら死刑になる事もあります。
問題は、それを取り締まるのが主人公の仕事なんです。
それで、ある日一冊ぬすんで持って帰っちゃう。
それが『うる星やつら』だったという。
未来人が『うる星やつら』をみるんですよ。
「こんなどうしようもない男を、なんでこんなビキニの女の子がずっと好きでいてくれるんだ!?」
そう思ったら涙が出てきて、そしたら出会った女の子が『うる星やつら』を見て「だっちゃ」って言ってくれるんです。
それから始まる物語ですね。
二巻では島本和彦(しまもとかずひこ)先生も出てきますし、岡田先生も出てきますよ(笑)。
岡田先生は、マンガを使って世の中を良くしようと思ってるレジスタンスチームのナンバー2で出てきますから。
みなさん、お楽しみにして下さい。
岡田:
僕は『CICADA(シカーダ)』を発売と同時に手に入れて、2月12日のニコ生で一ページずつページ分析をしますね(笑)。
山田:
うわぁ、ありがとうございます!
岡田:
一巻と二巻が同時発売だったら、もっと良かったんだけどね。
山田:
見てるか、スピリッツのみんな!
すごい事が起こってるぞ! (笑)
あとヤンサン100回記念で、2月10日の金曜日に手塚治虫のお嬢様、手塚るみ子さんが来てくれるんです。
岡田:
背中に『鉄腕アトム』の刺青を入れているパンクな女ですね(笑)。
山田:
最高じゃないですか!
彼女は日本一のファザコンですよね。
あと2月11日(土)に、東京のTSUTAYAの三軒茶屋店でサイン会をします。
あと2月18日(土)に大阪のスタンダードブックストアでもサイン会とトークショーをやらせていただきます。
岡田:
心斎橋のアメ横にある、すごくカッコいい本屋さんですね。
山田:
あと2月19日に、絵師のバナーイ先生がお住まいの和歌山でも、TSUTAYA WAYガーデンパークでサイン会とトークショーを行います。
初・和歌山!
岡田:
パンダも見に行けるかもね。
山田:
和歌山にはアドベンチャーワールドで14匹のパンダが待ってますからね。
─────────────────────────────
山田玲司先生スケジュール
2月10日発売『CICADA(シカーダ)』
ヤンサン100回記念
サイン会&トークショー
2月11日(土)東京
2月18日(土)大阪
2月19日(日)和歌山