今回は『ニコニコ超会議』と『ニコ生』についてお話します。
今回の記事はニコ生ゼミ4/30(#176)より一部抜粋しました。
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「自由が出来る“ニコ生”を、もうちょっと考えたほうがいいよ」
僕はニコニコ超会議をダメって言ってるし、あんなところに行くヤツは分かってないと思うんだ。
ニコニコ超会議というのは、ニコ生という自由さを否定する企画なんだ。
僕にとってニコ生は、あくまで「場」でしかない。
それを集めて超会議みたいなものをしようとなったら、そのうちにテレビでやっているような企画をやるようになるよ。
何でかって言うと、みんなの中にもいろんな層がいるんだよ。
ニコ生は、ほうっておいたらテレビよりもマイナーな場所で語れるメディアになっちゃうんだよね。
たとえば『けものフレンズ』
『けものフレンズ』は、配信とか放送とかいろんなものがあるんだけど、あんまりテレビでやらないんだよね。
なのでニコ生で語ると、お客さんがいっぱい来てくれる。
ニコ生とかで『けものフレンズ』を語る人が増えている。
それによって、アクセス数が増えたりする。
そんな風にばかり使ってると、テレビに入らないけど、テレビ並みの動員が呼べるような企画ばっかりになってくる。
一時期の深夜放送みたいになっちゃうんだよね。
ゴールデンはまだ無理なんだけども、いずれゴールデンにあがりたいような企画ばかりになってくる。
だから、どうしてもメジャーな人を相手にして取り込むしかない。
AKBをやるのも仕方ないと思うし、ニコ生超会議をやるのも仕方ないと思う。
テレビで当たっている事や、ネット上で話題になっている事をどんどん出すしかないと思うんだよね。
俺みたいに「よし今回はシカゴやるぞ!」「アル・カポネやるぞ!」「アメリカの女性科学者やるぞ。」何てやってると、数字がどんどん下がっていくわけだ(笑)
でも、それがやれるからこその自由だということを、もうちょっと考えた方がいいんじゃないかな。
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