━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岡田斗司夫の毎日ブロマガ　2018/05/08 ─────────────────────────────────── 今回は、ニコ生ゼミ4月29日(#228)から、ハイライトをお届けいたします。 動画や全文が気になった方、【ブロマガチャンネル】メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ（月額2,160円）のご入会はこちらから！ ↓ http://ch.nicovideo.jp/okadatoshio-archive ───────────────────────────── 　 「 【おたより】なぜ、日本ではハリウッド映画のようなカーチェイスを作れないのでしょうか？ 」 　福井県の……ペンネームが書いてなかったんですけど、大丈夫かな？ 　“タカマツ” さんからのお便りです。 　―――――― 　劇場では見られなかった「ベイビードライバー」をDVDでみました。 　カーチェイスのアクション物で、すごくかっこいい映画でした。 　ベイビーが女の子に一目惚れするところも、ベタですけどすごく可愛い映画でした。 　何よりカーチェイスシーンがかっこよくて、なんで日本映画にはこんなかっこいいカーチェイスが無いのか不思議でたまりません。 　道路を自由に使えないからでしょうか？ 　優秀なスタントマンがいないのでしょうか？ 　車を壊すお金が無いからでしょうか？ 　―――――― 　日本の映画の中のカーチェイスで、「わあ！ スゲえ！」というのがあんまりない理由。 　それは、「道路交通法の制限」とか「警察を含めたお役所が映画製作に協力的じゃない」とか、いろんな理由があるんですけども。 　やっぱり、僕が思う一番の理由は、「日本人は、アメリカ人ほどカーチェイスが好きじゃないから」なんですよ。 　と、いうよりも、世界中で、アメリカ人ほどカーチェイスが好きな民族なんていないんですよ。 　アメリカ人のカーチェイス好きというのは、もう、ほとんど病気レベルで。あいつら、何かというとカーチェイスなんですよ。 　 　たとえば、日本人には “萌え” というのがわかるし、可愛いキャラクターを生み出すことにも慣れてる。 　その上、「これは可愛い」、「これは可愛くない」と見分けられるくらい、すごく目が肥えてるじゃないですか。 　そういう国民だからこそ、世界中の人から見たら「なんで日本人は、あんなものを次から次へと思いつくんだ？」というくらい、すごい萌えキャラクターを思いつくわけですよね。 　同じようにアメリカ人も他の国民が引くほど車が好きだから、カーチェイスにかける気合も、工夫も、努力も、比較にならないんですね。 　ということで、ドロップをあげますから、これを舐めながら『カーズ』と『アメリカン・グラフィティ』を見てください。 　 　この2作品を見れば、「アメリカ人にとって車というのは、なくてはならないものなのだ」というのがわかりますから。 　 　よろしくお願いします。 ───────────────────────────── 動画や全文が気になった方、【ブロマガチャンネル】メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ（月額2,160円）のご入会はこちらから！ ↓ http://ch.nicovideo.jp/okadatoshio-archive ─────────────────────────────────── いかがでしたか？ 「え？！それってどういうこと？」「そこのところ、もっと詳しく知りたい！」という人は、どんどん、質問してみて下さい。 番組内で取り扱う質問はコチラまで！ よい質問は、よい回答にまさる、と言われます。 みなさんの質問で、僕も予想外の発想ができることも多いです。 だから僕は、質疑応答が大好きです。 みなさんからの様々な質問をお待ちしています ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 企画編集：のぞき見のミホコ（FREEex） 　　　　　ヤムアキ 　　　　　起こしのヤスタカ（FREEex） 　　　　　歴史のカオリ（FREEex） 　　　　　マグネシウムのタツヤ（FREEex） ─────────────────────────────────── 岡田斗司夫 and Special Thanks To読者のあなた ─────────────────────────────────── Copyright(C) OkadaToshio. All Rights Reserved. ─────────────────────────────────── ■お問い合わせ 有料メルマガの購読、課金、メール未達に関するお問い合わせは、 『ニコニコヘルプ』のページよりお願いします＞http://qa.nicovideo.jp/category/show/501