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「落ち込む時には “時間制限を設定” してから落ち込もう!」
というのは、“落ち込むネタ” なんていうのは いくらでもあるわけですよ。
何をいってもいいんですけども、落ち込むネタなんて探せばいくらでも出てくるんです。
なので、そういう時は “落ち込む時間制限” というのを作っておいて、その時間だけ落ち込むと。
そのかわり、しっかり落ち込む、逃避しない、しっかり落ち込んで、15分間落ち込んで。
「延長したくない、もうこれで十分だ」と思ったら、そこで落ち込むのをやめる。
これね、僕、人に言うんですけども、結構みんな出来ないんですよね。
これがたぶん、特別な心のセッティング方法だと思うので。
コスパが悪い落ち込み方はしないようにしてるんですね。
具体的に言うと、「何か悩んだり落ち込んだりする事っていうのは、その後にある “いい事” のために落ち込んでいるはずだ」と思うんですね。
受験勉強という辛いことをしている時間×辛さの面積の合計値が、受験に成功して、いい大学に入って得られるものより少ないからこそ、みんな受験勉強をするわけですよね。
こっちが嬉しい、こっちが辛いです。
同様に、悩むこと、落ち込むことも、悩みの深さとその継続時間によって面積がどんどん増えちゃうんですね。
悩んだり、心配性だったりする性格は、もうどうしようもないかもしれませんけど、「それによってさらに損するのはイヤだな」と僕は考えちゃうので。
この悩みのコスパを上げるために、悩んだり心配したりするときっていうのは時間を区切る、または面積を区切るというふうに考えています。
これ何かっていうと、すごく悩んだときとか考える時は、このノート一面にガーッと書くんですね。
ノート一面に考えるのであれば、悩むのであればOK、いくら悩んでもOKと。
これは何かっていうと、いかに小さく文字を書いても、ノートの面積っていう限界値があるから。
悩む時に際限なく悩んだり際限なく心配したりすると、コスパがどんどん悪くなってきちゃうんです。
けども、悩める面積に限界があると、人間というのは「これで自分の悩みが終わりなんだ」という、有限性がわかるんですね。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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