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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/04/02
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「【Amazon動画】 岡田斗司夫ゼミ#226完全版 『高畑勲 追悼特集-生は醜く死はこんなにも美しい。本当は1000倍怖い火垂るの墓』 」
先日のニコ生ゼミは、『巨神兵東京に現わる』『平成狸合戦ぽんぽこ』『風立ちぬ』など、TV放送予定のアニメ、予習編でした。
そこで、今回のおすすめAmazonプライムは、
『高畑勲追悼特集-生は醜く死はこんなにも美しい。本当は1000倍怖い火垂るの墓』です。
高畑勲の演出法を、とことん具体的に解説しつつ、あっと驚くテーマをあぶりだします。
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ちなみに、ハイライトを一部ご紹介すると、こんな感じです。
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この映画のラストシーンを覚えていない人がビックリするくらい多いんですよ。
そのラストシーンというのが、これなんですけども。
ベンチに座っている清太と節子。
寝ている節子の傍らで、清太は繁栄している現代の神戸のビル街を見下している。
こんなシーンが最後にあります。
これこそが『火垂るの墓』を見る際に基本中の基本になるシーンだと思うんですけども。
このシーンを覚えていないというか、これがどういう意味だか受け取っていない人が、思いの外、多いんですよね。
最後、清太が死んだ時、節子の霊が迎えに来て、一緒に成仏するのかと思ったら、ラストでは現代の神戸の夜景が映る。
つまり、彼らは終戦後半世紀が過ぎた今でも、まだ成仏せずに、今でも私達を見つめているんだと、この映画を見た一部の人は解釈しているんです。
そういう意味では、オカルトとまでは行かないんですけど、ちょっと怖い映画なんですよ。
しかし、「あの2人は今も霊となって、神戸の街を見下ろしてるんだよ」と考えている人がいる一方で、残りの人はそこまで考えていない。
そもそも、過半数の人が、このシーンを覚えてない。
そういうことを、今回、ツイートを見ていて知ったんですけども。
「このシーンで終わるところが、やっぱりこの映画のスゴイところだ」と思う僕としては、このシーンを見逃している人があまりにも多かったことに、かなり驚きました。
しかし、今回の解説は、こういうレベルではなく、もっと細かくやっていきます。
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