南海キャンディーズの山ちゃんの結婚話をちょっとだけしようと思います。
南海キャンディーズの山里亮太さんが女優の蒼井優さんと結婚しました。
それで “美女と野獣” とか “ブサイクに希望” とか色々と言われています。
あげくに僕が見たら「私も山ちゃんと結婚したい」という女の人が出てきてるというインタビューとかも出てきて、もう「本当かよ!」と思ったんですけども(笑)。
まぁ、これに対する反論として、中には「いやいや、山ちゃんって3高でしょ」と言ってる人もいます。
いわゆる高学歴であって、身長も178センチと高くて、オマケに収入も高いと。
「“3高” じゃないか」と。
「努力家だからだ」と。
じゃあ、どっちが本当なのか?
「ブサイクに朗報です! 山ちゃんでも蒼井優と結婚できました!」なのか、もしくは「実は3高だから選ばれただけだ」なのか。
もうこれは、僕はどっちも微妙に違和感を感じてるんですね。
その話だけ少し違うと思います。
結論から言うと、元々実力のある女の人っていうのは、男を顔で選ばないっていうのが結論部分なんですけど。
これを展開しますね。
・・・
さっき話したように、なぜ女の人はかつての山ちゃんを、つまりニュースが出る前の山ちゃんを「ブサイクでありえない! ムリ!」って否定して、それで男の人を顔で選ぶのかっていうと、これは女の人に実力が無いからですね。
山ちゃんがブサイクと言われていても、蒼井優は知ってるわけですね。
知ってるんだけども、別に山ちゃんと付き合って結婚しても、蒼井優は友達が減らないし、仕事も減らないし、周囲の目も気にならないんですね。
ここがポイントです。
それは何でかっていうと、蒼井優に実力があるからです。
ヤクザの女って、美人が多いです。
ヤクザって、だいたい美人と付き合うんですね。
それは何でかっていうと、ヤクザは実力が無くて自信が無いからですね。
それで実力が無くて自信が無いと、パートナーにトロフィーを選ぶ。
そういう傾向があります。
もちろん、世の中には実力があった上で「顔が全て」という趣味の人もいるんですけども、それはもう趣味ですね。
同じく男の人も、自分に自信が無ければ女を顔で選びます。
いわゆる生クリーム盛り盛りのパンケーキがありますよね、ああいうのばっかりを食べたがるのと同じ。
「何が美味しいのか?」っていうのを知っていれば、ああいうのばっかりを食べないわけですね。
盛り盛りのパンケーキみたいなものを食べたがるっていうのは、そんなに味の事を気にしてないからですけどもですね。
顔がいい男が顔がいい女を選ぶのは、「自分には顔以外の価値が無い」っていう、何となくの不安があるからだというふうに僕は思っています。
ここから蒼井優の話に入っていきます。
セレブっていうのは、“世間の価値” より “私の価値” 中心で動くんですよ。
なので、「人と同じものを欲しがるのは “成金” であって、自分だけの価値を持っていなければセレブでは無い」というふうに、だいたいセレブの人は語ります。
それで、今「山ちゃんみたいな人と結婚したい」と口走ってるような人は、単に「ちょっと欠点のある人の方が、自分だけを大事にしてくれるに違いない」と発想してるから、そういうふうに言ってるわけですね。
それで、なんでそんなふうになるのかっていうと、現代が飽和社会だからです。
飽和社会っていうのは、人口にしても経済にしても全体的に行き詰まりで、これ以上は増えようが無いって事をみんなが分かってる社会の事なんですけども。
そういう社会においては、個々人の差っていうのは、どんどん無くなっていきます。
だから個々人の差がどんどん無くなるからこそ、微妙な差を気にしだすわけですね。
極端な金持ちや極端な貧乏が徐々に徐々に無くなっていくので、その微妙な差っていうのをすごい気にして、お互いに追求するようになる。
これが飽和社会の宿命です。
微妙な差しかなくなるという事は、つまり女は男化するし、男は女化するって事です。
女の人は男の人みたいな発想をする。
つまり女性がオッサン化するわけですね。
だからオヤジ化した女の人は、まるでオヤジみたいな事を言うんですよ。
つまり「純粋で可愛くて自分の言う事を何でも聞いてくれる若い女と付き合いたい!」っていうオヤジがいますよね。
オッサンは言うんですよ。
それと全く同じ事を、オッサン化した女の人は言い出すわけですね。
「純粋で顔がよくて自分のワガママを何でも聞いてくれる若い男と付き合いたーい!」っていうのは、今の平均の女の人が口走る事なんですね(笑)。
それは何でかっていうと、「今の女の人は、そうなんだ」ではなくて、単に女の人がオッサン化してるだけなんですね。
だから飽和社会において性差が無くなってきてるからなんですね。
これが女のオッサン化です。
それで同じく男もオバサン化しています。
オバサン化っていうのはどういう事かっていうと、「もう恋愛なんか面倒だわ。 それより韓国の俳優とか 氷川きよし とか追っかけてる方が楽しいわ! それで充分! それよりはオバサン同士で女子会してるほうがずーっと楽しいわ! ガハハハハ!」というのが、オバサン化です。
今、分かりやすいように極端に話してますよ(笑)。
なので、これが “オバサン化した男の本音” に、どんどん近づいてきています。
だからアイドルの追っかけも、オバサンっぽい追っかけになってきていて、追っかけ同士の友情とか交流の方に価値を見出してしまうんですね。
これが飽和社会の宿命というヤツで、男はオバサン化し、女はオッサン化していきます。
まぁまぁ、話を戻します。
それで「山里さんと蒼井さんのカップルは、セレブだから上手く行くのか?」っていうと、そうとは限らない所が面白い所でですね。
女優っていうのは、女優と結婚した あらゆる男の人が証言してるんですけども、男よりも男らしいんですよね。
だから遅かれ早かれ恋愛関係は破綻するか、形式化するしかないんですよ。
別に山ちゃんと蒼井優だけに限らず、女優を嫁にもらった人の、あらゆるカップルの宿命っていうのは、恋愛関係っていうのは破綻するか形式化するしかない。
なんでかっていうと、女優というのは男よりも男らしい生き物だからなんですね。
なので、これまでの蒼井優の恋愛は続かなかったわけですね。
蒼井優は “魔性の女” とか “恋多き女” って言われてるんですけども、多分、僕は違うと思うんですよ。
ただ単に “男らしい” から続かないんですよね(笑)。
同じ俳優でも。
男優っていうのは女らしいんですよ。
女よりも女らしい。
「常に自分がどう見えてるのかを考える」っていうのが男の俳優の本質であって、女よりも女らしいんですね。
それで女優っていうのは、常に自分が一番上に行きたがるという、男よりも男らしい競争社会の中に生きている。
男よりも男らしくなってしまうのが女優なんですけどもですね。
なので、女優さんの恋愛というのはあまり続かないんですけどね。
ところが山ちゃんはSMクラブではドMらしいんですよね(笑)。
なので、その意味で上手く行くかもしれないと。
とりあえずブサイクとキレイな人とのカップルは、どっちにしても夢を与える事なので、幸せになってほしいと思います(笑)。