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メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「漫画家と年齢」
すとれいしーぷさん/18歳/学生/必ず解決!ズバっと
今まで絵はあまり描いてこなかったのですが、今から漫画家を目指しても可能ですか?
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今、コメントで「こういう質問は岡田斗司夫ゼミの永遠のテーマなのか?」って書かれてた。
そうだよね、そう言う人は多いよね。
「今から漫画家を目指しても可能か?」という問いについて考えるときに意識しなきゃいけないのは「11歳くらいから漫画家しか目指さずに絵を描き続けてきたガキが自分の周りに1万人ぐらいいる」ということ。
つまり、そいつらとは違うことしないとダメだよ。
そういう意味では、ジャンプとかサンデーとかマガジンに載ってるような漫画を書いてると勝ち目がない。
偏差値が低い高校に通ってたなら“不良モノ”を書く、食べ物が好きだったら“グルメモノ”を書く、とか。
逆に言えば、18年間のうち11歳から書いてきたヤツらと比べて、君には7年間の脇道があるんだよね。その脇道を有効利用するしかない。
このあいだコミックモーニングで連載が始まった『バトルスタディーズ』という漫画がある。
PL学園に行って野球やってた作者が書いてる野球漫画なんだけど、めちゃめちゃ面白いんだよね。
彼もやっぱり、PL学園に行って野球部に入るくらいだから、それまで漫画とかをロクに書かなかった。
そんな人間が20歳超えてから、一生懸命漫画を書いてるわけだよ。
でも、だからこそ『バトルスタディーズ』はすごく面白い。
要するに、「いかに自分の脇道を有効的に利用するか」だと思いますよ。