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メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「今月からニートです。これから需要がありそうなスキルは何でしょうか?」
※この回答は2012/10/8に放送された、岡田斗司夫ゼミ「タブー完全無視の一問一答地獄」を文章起こししたものです。
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「これから需要がありそうな、雇ってくれそうなスキルは何でしょうか?」とか、「どんなスキルをあれば、人からお金を払ってもらえるでしょうか?」みたいに考えはじめると”負け戦”に入っちゃうと思うんですね。
つまり、ニートになった原因は3つあって、
今はだいたいの人が3つの要素が全部組み合わさっちゃってるんですね。
「こんなスキル身につければいい」とか「とにかくバイトすればいい」とか、そういうことじゃないような気がしてます。
そうやって「普通に働く世界にとにかく入り込め!」って言われてもキツいんじゃないのかな?
これは僕の考え方なんですけども、「これから需要がありそうな~」って考えるよりは、今月からニートになったんだったら、自分と同じように今月ニートになった人は5万人、10万人いるだろうってまず考えるんですね。
この日本で、若者の半数ぐらいがニートになりつつあったら、「どんなことをしたら、ニートのみんなが幸せになるんだろう?」というフレームで考えた方がおそらく面白いと思います。
そうすると、そこから活路みたいなものが見えると思います。
"活路"とは、「どうやって金を稼ぐのか」ではなく、「何人の人、それも自分の近い人を幸せにすることができるのか?」です。この方が今の時代は活路を見出しやすいような気がしますよ。
ニートにならない方法でなく、ニートが幸せになる方法を考えましょう。例えば、金のかからない暇つぶしを発明しましょう。
ニート仲間で楽しみながら、活路を開くのがいいと思います。