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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「いまの時期、映画館には微妙な作品が多くなる、という話」
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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「いまの時期、映画館には微妙な作品が多くなる、という話」

2015-06-10 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/06/10
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    おはようございます。

    今日は『解決!ズバッと』はお休み。
    情報サイト『探偵ファイル』に掲載したコラムをお届けします。


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    「いまの時期、映画館には微妙な作品が多くなる、という話」

    (元記事はコチラから)


     ゴールデンウィークを過ぎると「微妙な映画」を公開する時期に入ります。
     
     映画の配給会社も商売です。
     本当に面白い映画なら大型連休の時期に公開します。
     
     年末年始、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み・・・
     ヒットを狙える映画は、そういう「稼げる時期」に公開するんですよね。
     
     恋愛映画やヒューマンな作品なら、人恋しくなる秋に公開。
     ホラー映画なら夏に公開。
     そういう「ヒットの公式」で公開する時期は決まります。

     では、「稼げる時期」以外はどうするのでしょう?
     当然ながら「微妙な映画」ばかりになります。
     「ダメな映画」ではありません。
     
     ハリウッド映画の公開権を獲得するには、かなりの大金が必要です。
     だから「ヒットしそうな映画」ばかりです。
     でも「確実にヒット」を狙えるなら「稼げる時期」に投入するはずなんです。
     
     年間に数百本の映画が公開されます。
     イチ押し作品は「稼げる時期」に投下するのが当然でしょう。
     たとえばアカデミー賞を受賞した「バードマン」。
     今年のアカデミー4部門を取った映画です。
     
     この作品、日本では4月10日に公開されました。
     春休みとゴールデンウィークの隙間、なんとも微妙な時期です。
     この公開の時期だけみても、「バードマン」が日本人ウケしそうにない、大ヒットを狙えない作品だ、というのがわかります。
     あんのじょう、日本での評判は「なんだかわかんない」という声が大半でした。

     さて、今年はメガヒットしそうな作品が目白押しです。
     「スターウォーズ」「アベンジャーズ」「007」「ジュラシックワールド」「ターミネーター」・・・
     こういう映画は「稼げる時期」に配置しちゃう。

     ということは・・・

     週末か来週、テレビで大宣伝している「トゥモローランド」を見に行く予定です。
     予告編は面白そう。
     題材も僕の好みです。
     
     でも公開が6月頭・・・
     この微妙な時期は、なんかちょっとイヤな予感がするんだよなぁ・・・。


    以上、情報サイト『探偵ファイル』よりお届けしました。
    バックナンバーはこちら
     
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