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デートに行ったり、男の子と仲良くなっていろいろ話したりと恋愛経験が全くないわけではありません。
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スティーブン・キングの小説で、こんなシーンがあります。
精神を病んだ母が死に、残された娘に父が告げる。
「最後の何年間か、お母さんはヘンになった。
正直、お父さんには彼女を愛するのが難しいと感じるときもあった。
でもベストを尽くした」
「愛することが難しく感じる時があっても、それでもベストを尽くすこと」です。
恋愛も同じです。
お互いの関係が上手く進んで、そのまま付き合う。
ここには何の努力もいりません。
でも関係がこじれたりケンカになった時に、「あ、もうダメだ」とすぐにあきらめないこと。
「これ、ダメそうだから」って。
妹や友達は、もう少しだけ努力してるんです。
「恋愛テクニック」と比較するために、それを「恋愛努力」と名付けましょう。
これまで途中まで良い感じになった人、いたんですよね?
でも友人の余計な言葉で関係がこじれてしまった。
じゃあなぜ、もっと仲良くなろうとしなかったのか?
一度ケチがついちゃった関係を、ポイっと捨てちゃったんじゃないですか?
友達以上恋人以下に終わった、と書いてるけど、それはあなたが「終わらせた」からです。
あなたは不幸にも「そこそこモテる女」だった。
だから「恋愛とは自然なチャンスから選ぶもの」「彼氏は自然とできるもの」と思い込んじゃった。
それだけでは足りないんですよ。
前回のデートがいまいちだったら、「次はこんなデートがしたいね」と次に続ける提案をする。
少し気まずくなっても、先に謝ったり、まめにメッセージなどで連絡したりして、関係修復を試みる。
気も使うし、時間も使うし、めんどうです。これが「恋愛努力」です。
恋愛もまた、努力によって成立します。
早い段階で「あ、これ無理」と切っちゃうのは、投資だけして回収しないのと同じ。
あなたは「損切り」が早すぎます。
もともとモテるあなたです。素質ある人が努力まですれば、鬼に金棒ですよ。
まったく、本当にうらやましい!