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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「出版部数が1/10になったりぼんの打開策は?」
小田原さん/42歳
出版部数も1994年の255万部から今では1/10まで落ち込んでます。
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1994年は『ちびまる子ちゃん』を連載していたときで、りぼんが1番売れた時代。
チャンピオンやサンデーもそう。
言いたくないけど、今年や来年あたりに、雑誌が終わっても不思議じゃない媒体がいくらでもある。
週刊少年雑誌も、どこから電子媒体にしていくかだと思う。
例えば、ジャンプが200~250万部売れてた時代だったら、雑誌収益だけである程度の数字が出ていたと思う。
多分、今はどの雑誌も100万部キープがしんどくなってるはず。
正直、100万部を切ったら、少年週刊誌の維持がすごく難しくなる。
単行本は電子媒体で有料にするけど、最新話と第1話のみ無料で見れるようにする。
でも横に広告を入れて、アクセスを稼いだ形で週刊漫画は生き残らせる。
これは残さないと、新人が育成できない。
月刊漫画しかなかったら、絶対に売れる作家だけで漫画雑誌を作るようになる。
だから週刊漫画の体制はやめられない。
でも週刊漫画を刷って日本中への分配が不可能に近くなってくると、電子雑誌になる。
そのあと単行本で回収するか、kindle版で回収する形になる。
女性誌なら広告収入が大きく見込めるから、上手くいくと思う。
あらゆる漫画雑誌の売り上げは落ちているので、電子化が進むと思います。