<松本>
「ずっとそばにいる」って言われて その時は嬉しくても、本当に24時間もいられたらイヤですよね。
<岡田>
あはは、そこから入るワケね(笑)
あなたは言葉の定義域をハッキリさせたい人なんだね。
でも確かに、どっかに行って欲しい時もあるしね。
■松本麗華が考える「もう何処にも行かない」とは?
<松本>
「もう何処にも行かない」は「繋がってる」という意味かな。
<岡田>
つまり、「連絡を切ったりしない」とか「お前から逃げたりしない」って事?
<松本>
そういう意味で“ずっと”なら「一生」ですね。
<岡田>
じゃ、「ずっとそばにいる」って言ったら、それは「必ず連絡は取れる所にいるよ」と。
「もう何処にも行かない」というのは、「お前から逃げたりしないよ」みたいな事?
時間や距離感というよりは「関係性」の事ですか?
<松本>
そうですね。私に浮かんだのは「関係性」ですね。
<岡田>
どのぐらいの関係性が好きなんですか?
<松本>
結構、近い方が好きですかね。
<岡田>
じゃあ、本当に「ずっとそばにいて」というのはマジ?
<松本>
いや、「ずっとそばにいる」って言うなら、「こっちがいて欲しい時は、ずっといてよ」みたいな(笑)
<岡田>
さすが、11歳までお姫様として育てられてる(笑)
なかなかのワガママさが出ておりますな。
<松本>
すいません(笑)
「もう何処にも行かない」は母子関係が浮かんじゃって。
「アンタなんて、勝手にしたら」って、けっこう切り捨てられてきてるので。
切り捨てないでくれれば、まあOKな言葉の定義です。
■「私を信じて!」と言われても、どう信じていいか分からない
<岡田>
ヒカルドさんがどういう関係を求めるかによるワケですよね。
ヒカルドさんが男の人か女の人かも分からない。
なぜ、これが気になるんだろうと思う。
何か現実で辛いことがあったのかな?
<松本>
実際に言われた事があるのかもしれない。
アニメと同じ様な台詞だと思ったら、違うニュアンスだった。
言葉の定義の違い。
抽象的な言葉って、意味ないですよね。
「裏切らない」は、「誰にとって、どう裏切らないのか?」 という。
<岡田>
それよりは、言動を制限してくれるといい。
例えば、「ここで聞いた話は、よそでは言わない」とかだったら、乗りようもある。
でも「私を信じて!」って言われたら、どこを?どういうことを?(笑)
<松本>
どこの部分まで信じていいのか、わかりませんね(笑)
【まとめ】
実際に24時間もいられるとイヤですし、どこをどう信用していいのか分かりません。
「ずっとそばにいる」のような言葉は抽象的なので意味がないと思います。