90年代から現在に至るまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人の女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン。そして『それでも夜は明ける』でアカデミー賞(R)主演男優賞にノミネートされ、『オデッセイ』での名演も記憶に新しいキウェテル・イジョフォー出演の極上のサスペンス、『シークレット・アイズ』が6月より公開となる。

本作でニコール・キッドマンが演じるのはエリート検事補クレア。才色兼備で野心的なクレアはふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。そんな彼女に叩き上げのFBI捜査官レイ(キウェテル・イジョフォー)は惹かれるが、自分とは釣り合わないとなかなか想いを打ち明けることができない。やがてレイの同僚ジェス(ジュリア・ロバーツ)の愛娘が殺害されるという悲劇が起こり、レイとクレアは捜査に臨むが、感情を露わに捜査に打ち込むレイと比べ、クレアは冷静な態度を崩さない。しかし、クレアの仮面がはがれる一瞬が訪れる。それが今回解禁されたシーンだ。


クールでエレガントなクレアが容疑者マージンを前に行う"言葉攻め尋問シーン"。ボタンが外れたブラウスの中をマージンが覗いていることに気付いたクレアの瞳に光が宿る。

そしていきり立つレイに言う。「犯人は知的よ。でもこの子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と。更にマージンに「あなたは無実」と伝え、なぜなら被害者の傷跡から「犯人はハンマー並のイチモツの持ち主ね。(あんたみたいな)ピーナッツじゃない」と冷ややかな視線を投げ、マージンの口元を親指と人差し指で挟む"口ぷにゅ攻撃"をしながら「出ていきなさい、坊や」と言い放つ。挑発され怒りを爆発させたマージンが思わぬ暴挙にでてしまい・・・。


ビリー・レイ監督はクレア役は"忘れられない女性"である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だったと述べているが、まさにこの尋問シーンは"忘れられないシーン"となるだろう。
物語はそこから13年間の時がたち、想像もしなかった展開を迎える。「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんて滅多にない」とニコールも絶賛している本作。是非ニコールの迫力ある尋問シーンを劇場で浴びてほしい。



6月10日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開
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■参照リンク
『シークレット・アイズ』公式サイト
http://www.secret-eyes.jp/

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