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ワケあり二ツ星シェフを演じたブラットリー・クーパー、日本食を作るほどの料理好きだった!「刺身とか、ししとうを使った料理とか」
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ワケあり二ツ星シェフを演じたブラットリー・クーパー、日本食を作るほどの料理好きだった!「刺身とか、ししとうを使った料理とか」

2016-06-10 18:30

    『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル!』『アメリカン・スナイパー』で3年連続アカデミー賞ノミネートに輝いたブラッドリー・クーパー。今最もハリウッドに愛される俳優が次回作に選んだのは、ワケありの二ツ星シェフだ。美食の街パリを追い出されたシェフが、ロンドンのフレンチレストランを舞台に、新しい仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する美食エンタテインメント。意外にも(!?)料理は得意だというブラットリーに直撃してみた!


    ――本作に出演した理由を教えてください
    僕は15歳の時からレストランで働いていたんだ。それから何年も前に、TVシリーズでシェフの役を演じたことがあったしね。だから今回またシェフを演じられると思ったらすごく嬉しかったよ。

    この作品には初期の段階から関わっていたから監督とはすごく色々なことを話したよ。キャスティングについても僕のアイディアを提案したりしたんだ。それが僕にとっては大きかったかな。例えば、女性の主役は誰が演じるのか。これについては僕が提案したんだ。ちょうどその時『アメリカン・スナイパー』の撮影をしていて、とにかくシエナ・ミラーが大好きだったからね。彼女は最高だと思ったんだ。


    ――キャストについて意見を言ったのはシエナ・ミラーだけだったのですか?
    それ以外の人たちはほとんどキャストされていたんだよ。だから僕が推薦したのはシエナだけだったんだよね。マシュー・リスについては、どうしようかと相談している最中だったから、僕は彼の大ファンだとは言ったけどね。


    ――シェフは子供の頃からの夢だったそうですね。今もよく料理をされますか?
    自分の得意料理は変わり続けているんだよね。イタリア系で育っているから、僕の祖母はものすごく料理の上手い人で、彼女からイタリア料理はすごくたくさん教わった。だけど今は様々な料理が好きなんだ。とりわけ今はできる限りシンプルな料理が好きなんだよね。シンプルな素材を使った料理が好きなんだ。あまり凝った気取りすぎた料理ではなくてね。


    ――おばあさんより料理は上手くなりましたか?
    まさか。おばあちゃん以上に料理が上手い人はいないよ。彼女が一番だよ。


    ――日本料理には興味ありますか?
    最高だと思うよ。料理もしたことあるよ。色々な寿司の巻き物とか、それから刺身とか、ししとうを使った料理とかね。日本食は大好きなんだ。作るのはすごく難しいけど、日本食のシンプルなところが好きだ。素材の使い方もすごくシンプルだし美しいしね。


    ――本作ではチームの信頼や結束が重要だということを教えてくれます。それについてはどう思われますか?
    そうだね。映画の中でも大きなメッセージになっていると思うよ。自分ひとりで何もかもコントロールしようとするのを止めて、他の人にも協力してもらおうと思った瞬間に、彼は実際彼が目指していた料理が作れるようになるからね。それに気付くことが大事なんだと思う。人に任せるというのは、すごく難しいことだけどね。僕が演じた役はすべてが完璧じゃなくちゃいけないと思っている人だから。だけど料理の職場って、人とのコラボレーションなしでは完成できないんだ。それって映画作りとまったく同じだよね。


    ――本作で、シェフのマーカス・ウェアリングからの特訓により作れるようになった料理や、習得した(上級)テクニックはありますか?
    僕は、マーカス・ウェアリングと、それから三ツ星の女性のシェフでゴードン・ラムジーのクレア・スマイス、それからゴードン・ラムジーのところに行って特訓を受けたんだ。彼らから一番学んだことは、実はどのように料理を盛りつけるのかということ。というのも、僕はもう何年もレストランで下準備をする料理人として仕事していたから、キッチンがどのようなシステムで動くのかは理解できていたんだ。だけど、彼らのような位置に立ったことはなかった。彼らみたいな盛り付けの仕方をしたことがなかったし、みんなが話していることを聞くというような経験もなかった。だからヘッドシェフとしての役割を学んだんだよ。


    ――この映画はシェフがどういう人たちなのかが分かる作品ですね
    それが目標だったからね。僕らはリアルにそれを描くのが目標だったんだ。僕はレストランで仕事している人たちに、『リアルに描いてくれた』ってすごくよく言われるんだ。もしかしたら間違った部分があると思ってる人もいるのかもしれないけど、でも、みんなに良く誉められる。昨日も芝居を見に行って、ある人がやって来て、『僕は、二つ星のミシュランレストランで何年も働いていたけど、ありがとう。真実を描いてくれて』って言われたんだ。それより嬉しい褒め言葉もなかったね。



    『二ツ星の料理人』は6月11日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレス他全国ロードショー
    Artwork (C) 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

    ■参照リンク
    『二ツ星の料理人』公式サイト
    http://futatsuboshi-chef.jp/

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