新製品で「公園美化(=社会貢献)」「お金をかけないPR」「無料でゴーカート(的な)体験」と、一石"三鳥"を実現したメーカーのプロジェクトがネットで話題だ。
これはキッチンウェアや家電製品を扱うブラジル最大規模の会社<Tramontina>が、新製品の草刈り機のPR目的で展開したキャンペーン。ユーザーとなる一般の人々に新製品を使ってもらうことで、予算や人員不足などさまざまな理由でできていない公園の草刈りを楽しみながらやってしまおう(そして社会に貢献しよう)、というわけだ。
映像にはまず、ブラジル最大の都市サンパウロにある公園が次々と映し出されていく。伸び放題の草にベンチや遊具、階段などが隠れてしまい、公園なのかもわからないほどだ。
そこで登場したのが、<Tramontina>社の草刈り機"Trotter"。1人乗りの小型草刈り機で、一般の人々が公園内を試乗することで、自動的に草が刈られていく。簡単な操作でスイスイと進みながら、生い茂った草を刈っていく人々。だけど彼らの表情からは、「草を刈る」という使命感よりも「ゴーカートみたいで楽しい」という感じがうかがえる。
試乗のたびに草刈りが済んだ範囲は広がり、見違えるほど綺麗になった公園。そこで遊ぶ子供たちの数も増え、公園ならではのにぎやかな光景も戻ってきた。新製品のPRや社会貢献、そして顧客満足にもつながった試乗会は、今後もブラジル国内の10の都市で展開されていくという。
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コメント
コメントを書くそして子供轢いてミンチまで見えた
あほか 除草剤のほうが手っ取り早いだろ