Mona Schmonaさん のコメント
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この何とも色鮮やかな蛍光ピンク色のナメクジは、「ナショナルジオグラフィック」の説明によると、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のマウント・カプター地域にしか生息していないというとっても希少な生き物だ。
「昼間は腐葉土の下に身を隠しているが、夜になると数百匹が姿を現し、腐葉土や木に生えたコケなんかを食べるんだ」。オーストラリアの日刊紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』にそう語るのは、長年、ここでパークレンジャーを務めるマイケル・マーフィーさん。
マーフィーさんによれば、このナメクジが特徴的なピンク色になった理由として、赤色のユーカリの葉の上で体色をカモフラージュさせた、あるいは"突然変異"的なもの、と推測している。
米国の地図情報サイト『アトラス・オブスキュラ』によると、このカラフルなナメクジの生息地は、マウント・カプター頂上付近の、およそ10平方キロメートルほどの場所だという。
この場所は、オーストラリアがゴンドワナ大陸の一部で、熱帯気候だった頃の植生などが色濃く残っている、とされている。
専門家によれば、約1,700万年前に、噴火で一帯が隔離されたことで、この地域の動植物は固有の進化を遂げた、と言うことだ。
ちなみに、この蛍光ピンクのナメクジ(学名Triboniophorus aff. graeffei)は2013年、マウント・カプターの固有種と認定されている。
■参照リンク http://www.aol.com/
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