観た者は必ずダマされる!大型イリュージョン・アクション作品『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』が9月1日(木)に公開される。ジェシー・アイゼンバーグ、ダニエル・ラドクリフ、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマンら豪華キャストも話題の本作だが、なんといっても注目すべきは劇中で展開される様々なイリュージョンである。
実は劇中のイリュージョンの全てが"実現可能"。CGという最先端の技術を駆使すればどんなイリュージョンも映画に描くことができるにもかかわらず、製作陣は"本物のイリュージョン"に熱くこだわった。そんな製作陣の飽くなき努力の結果、本作ではすべての大型イリュージョンが "タネ明かし"されるという醍醐味が生み出されている。
タネ明かしが可能なのは、CGでつくり上げる虚構のイリュージョンでなく、実際に技術を駆使して行われる"本物"のイリュージョンが使用されているからこそ。トリックの監修を務めた世界的マジシャンのデヴィット・カッパーフィールドは「これらのトリックは全て現実の世界で実現可能なものだ」と語っており、製作陣のこだわりの強さがうかがえる。
また、監督を務めたジョン・M・チュウも「CGに極力頼らずに作り上げているのは、実際にそこにある物体が消えていく質感を伝えたかったからさ。それによって観客は映画の世界に没入できる」と語るように、作中で"本物"のイリュージョンを使うことへの強いこだわりを明かしており、彼らのたゆまぬ努力を感じさせる。
我が目を疑うようなイリュージョンの後に明かされる、思いもよらぬ仕掛けに驚くこともまた、本作を鑑賞する上での醍醐味といえるだろう。
しかし、そのための技術を得るための訓練は並大抵ではない。実際にイリュージョンを行うため、キャストは撮影前、過酷なマジック・トレーニングをおこなったという。
デヴィット・カッパーフィールドと同じく、本作で行われる様々なイリュージョン、メンタリズムを監修したキース・バリーは、「本作では、我々マジシャンが実際にやることを基にしようという考え方が大切にされた。例えば、劇中で"スリーカードモンテ"というトリックを使用するシーンは、撮影中にすべてのトリックが行われているんだ」とコメントしている。
本記事冒頭に紹介した場面写真が、"スリーカードモンテ"該当シーン。このシーンではいったいどのようなイリュージョンが披露されるのか?期待は高まるばかりだ。
映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日(木)公開
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■映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』公式サイト
grandillusion.jp
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