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『さんまのまんま』明石家さんまの相方を31年間つとめた犬型宇宙怪獣・明石家まんま
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『さんまのまんま』明石家さんまの相方を31年間つとめた犬型宇宙怪獣・明石家まんま

2016-08-07 12:30

    お笑い芸人・西川のりおがゲスト出演したいわゆる"伝説の0回"(1985年4月1日)、そして、当時人気絶頂だったアイドルの榊原郁恵がゲストとなった記念すべき第1回の放送から、実に31年目となる2016年9月の放送をもって、長い歴史に幕を下ろすこととなった人気バラエティ『さんまのまんま』(関西テレビ)。この番組は、MCをつとめる明石家さんまにとって、「最も長く続いたレギュラー番組」であることは言うまでもないが、それは同時に、名物キャラクターである「まんま」(正式名称:犬型宇宙怪獣・明石家まんま)にとっても、最長のレギュラー番組であった。


    実はその長い歴史において、時折、さんまからもいじられてきているように、放送開始時からのマスコットキャラクターであるこの「まんま」は、スーツアクターの岡崎薫氏によって演じられている。岡崎氏は1970年代前半に「アルバイト」として着ぐるみショーに出演したことをキッカケに、当時人気だったバラエティ番組『あっちこっち丁稚』(朝日放送)に抜擢されてテレビデビュー。『あっちこっち〜』と、その後出演した『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』(テレビ朝日)において彼が演じていた「伝次郎」という役は、セントバーナード犬をモチーフにしている。これを考えると『さんまのまんま』における「まんま」役としての活躍は、もうこの時点で運命づけられていたようにさえ思えてくる。

    そして1985年に舞い込んできたオファーが「まんま」役というわけだが、いざ放送が始まると、エンディングで見せるさんまとの掛け合いにファンが急増。岡崎自身にとって最大の「当り役」であり、最長出演のレギュラー番組となった。2015年、彼が急病で緊急入院した際には、「なかのひと」が見えない着ぐるみであるにもかかわらず、あえて岡崎氏の代役を立てず、ぬいぐるみで対応するという珍しい放送回もあった。やはり、その姿をハッキリと確認することができないスーツアクターと言えども、長年相方をつとめた明石家さんまにとっては、「代役などはありえない」といったところであったのかもしれない大事な存在だったのだ。

    文・鯨野貴紗

    ■『さんまのまんま』公式サイト(関西テレビ放送)
    ktv.jp/mamma/

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