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猛暑日の車内に置き去りにされた犬が、泥棒集団に命を救われるという珍ニュースが話題になっている。
米イリノイ州シカゴ・ウェストタウン地区で<アイリッシュ・ノーブルマン・パブ>を経営するデクラン・モルガンさんが、1匹の犬が命拾いする瞬間を捉えた映像を紹介している。
店の前に設置された防犯カメラが映し出すのは、何台もの車が駐車されているパブ前の通り。その日は午前9時すぎにもかかわらず、外の気温はすでに29度ほどまで上がり、さらに上昇を続けていた。
しばらくして、挙動不審な若者4人組が登場。通りに駐車してある車を品定めするようにゆっくり歩いているが、そのうちの1台に石のようなものを投げつけて窓を割り、中にあったノートパソコンを盗んだ! そう、彼らは車上荒し集団だったのだ。
犯行から約1時間後、現場に戻って来た車のオーナーは窓が割られていることに気づき呆然とした様子だが、車内から1匹のジャーマンシェパードが飛び降りてきた。シェパードはガックリと肩を落とす飼い主を心配するような素振りを見せた後、路上に寝転がって休んでいるが、やはり暑さに参っていたのかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=FHk-dnvjCig
デクランさんは「泥棒たちは後部座席に犬がいるのを知らなかったと思う」「飼い主は1時間ぐらい出かけても大丈夫と思っていたのだろう」と語っている。はからずも犬を救出することになった車上荒し集団に飼い主も感謝しているかもしれないが、こんなにハッキリとカメラに映ってしまっては逮捕されるのも時間の問題だろう。
【参照リンク】
http://chicago.cbslocal.com/2016/07/28/thieves-inadvertently-save-dog-locked-in-hot-truck/
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