一見、普通の小さなカエルのように見えるが、これはグラスフロッグ(学名Hyalinobatrachium dianae)と呼ばれるカエルだ。



上から見ると実に鮮やかな緑色をしているが、その名前が示すとおり、お腹側はガラスのように透き通っている。

映像を見れば、皮膚を通して心臓、肝臓、腸などの内臓が透けて見えるのがわかるはず。
グラスフロッグは中米コスタリカ東部の標高400〜800メートルの山林に生息。夜行性で、日中は葉の裏に隠れて過ごすという。

ちなみに、南米コロンビアの通貨500ペソにはグラスフロッグが描かれているが、熱帯雨林の減少により、このカエルの数種は絶滅の危機に瀕しているとのこと。

中米に行かれたら、グラスフロッグを踏まないように注意することはもちろんだが、是非ともその珍しい姿を間近で観察してみてはいかがだろうか?

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