現在、シリーズ最新作が大ヒット中の『シン・ゴジラ』。公開20日間で累計観客動員数268万人、累計興行収入38億円を突破し、早くも2014年夏に公開されたハリウッド版第2作目『GODZILLA ゴジラ』の最終興収32億円を上回った。さらに、公開後2週連続で全国映画動員ランキング1位を獲得するなど、夏休みのブロックバスター映画が乱立する中、依然その勢いが止まらない。
また、8月1日にはシリーズ第1作の『ゴジラ』(1954年)から『シン・ゴジラ』(2016年)までの国内計29作品の累計観客動員数が1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品で史上初の快挙を達成した。そんな、この夏の話題を独占している"ゴジラ"が新たな領域へ。
アニメーション映画『GODZILLA』の製作が決定。これまで、29本製作された国産ゴジラ映画や2本製作されたハリウッド映画とも一線を画す、"誰も見たことのないゴジラ"が誕生する。
TVアニメーションとしては、これまでに米国にてハンナ・バーベラ・プロダクションが1978年にアニメ・シリーズ『GODZILLA』を製作・放送、1998年にローランド・エメリッヒ監督によるハリウッド版第1作目『GODZILLA』の続編が『Godzilla: The Series』として製作・放送されていたが、アニメーション映画としては世界初の挑戦となる。
そしてこの度、本作のタイトルが『GODZILLA』に決定。またタイトルロゴとティザービジュアルが初公開、これまでの"ゴジラ"とは全く違うビジュアルイメージになっている。
そんな新たな"ゴジラ"を創り出すために、日本アニメーション界一級のクリエイターが集った。
監督には、国民的アニメ映画劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016年)でシリーズ最高63.1億円(上映中)の興行収入を叩きだした静野孔文(しずの・こうぶん)を起用。さらに、TVアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(2015年)にて監督を務め、直近では、大ヒットコミック『亜人』の劇場版アニメからTVアニメまで総監督として一貫したクオリティを引き出した、CG作品の名手・瀬下寛之(せした・ひろゆき)を迎えた、ダブル監督体制を構築。
そして、ストーリー原案・脚本は、TVアニメ「Fate/Zero」や「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで知られ、「魔法少女まどか☆マギカ」で第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞し、突破力抜群のアイデアと先を読ませない緻密な構成力で、アニメファンから絶大な人気と支持を誇る、虚淵玄(うろぶち・げん)(ニトロプラス)が担当。
稀代のクリエイターたちが、2017年の劇場公開にむけて"ゴジラ"に新しい魂を吹き込みむ。また今回の情報解禁に際して、各クリエイターよりオフィシャルコメントも到着した。
【静野孔文監督】
ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待ください。
【瀬下寛之監督】
虚淵玄さんと静野孔文監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ二人のクリエイターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します。
【虚淵玄(ストーリー原案・脚本)】
ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉であると思っています。ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です。
本作の制作を担うスタジオは「トランスフォーマーズ・プライム」「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」で米国エミー賞最優秀賞を連続受賞し、世界的に評価される国内最高峰のCGスタジオ・ポリゴン・ピクチュアズが担当。
今後、2019年には、レジャンダリーピクチャーズ制作第2弾(ハリウッド版第3作目)『GODZILLA ゴジラ2(仮題)』が全米公開、さらに2020年には『ゴジラVSコング(仮題) / Godzilla vs. Kong』の全米公開が控えており、全世界的に"ゴジラ"ムーブメントが継続していく中で、世界初、そしてニッポン発の<アニメーション映画『GODZILLA』>がそのバトンを繋ぐ担い手となる。
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2017年全国公開
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