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あのモーガン・フリーマンに対し、超フツーの映像にナレーションをつけさせるという無茶振り動画が話題だ。
https://www.youtube.com/watch?v=t6VQHE5T0-E
名優モーガン・フリーマンが出演した米<ABC>のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』では毎回、司会のジミー・キンメルがセレブに妙なお願いをすることで知られている。モーガンも企画の主旨に(潤んだ瞳で)怪訝な表情を見せていたが、結局はスタジオの観客からの求めに応えてトライすることに。
そしてお題のVTRに映し出されたのは、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるハリウッド大通り(Hollywood Blvd)を行く一般の歩行者たち。まずモーガンは「Ahhh......Yeah」と渋い声で状況を掴むと、さっそくナレーションを付け始めた。
大勢の人々が行き交う道路を歩いてきたのは頭髪の薄い男性。彼は手に持ったスナック菓子のようなものを食べつつ、横断歩道を渡ろうとする。するとモーガンは
「頭の薄い男が......やってくる。何かを一口食べる......噛みしめる。さぁ噛みしめ......道を渡るのだ。噛みしめて......そして渡る......」
と、冴えない一般人のなんてことはない行動に、絶妙な間合いでナレーションを乗せてみせたモーガン。いつもの街角の風景が、彼の声が乗ることでドラマチックな映像に一変し、スタジオは笑いと歓声、そして大きな拍手に沸いた。
モーガン・フリーマンは次期大統領候補ヒラリー・クリントンを支持しており、彼女の選挙CMや、7月に行われた民主党全国大会で放映された伝記映像にナレーションを付けている。そのため最後には、キンメルからヒラリー支持を訴えるステッカーが贈られる場面もあった。
ベテラン俳優の意外なサービス精神に対し、ネット上では
「彼の声は神!」
「何にでも素晴らしいナレーションをつけるね!」
「私の人生にもナレーションつけてほしいw」
「デヴィッド・アッテンボロー(BBCの動物番組のナレーションを担当する動物学者)には負けるよ」
と、彼の素晴らしい声にあらためて賞賛が送られている。
【参照リンク】
https://www.youtube.com/watch?v=t6VQHE5T0-E
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