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『6才のボクが、大人になるまで』(14)で映画賞を総なめしたリチャード・リンクレイター最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』が11月公開される。この度、本作の予告編が公開された。
https://youtu.be/lZ3spTFIiow
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は、リンクレイター監督が「あの12年間の続きになるような、大人の扉を開けるひと時を描いている」と語る、『6才のボクが、大人になるまで。』の続編ともいえる作品だ。
本作で描かれるのは、ある若者が大学に入学する直前の3日間。誰しも感じる新生活が始まる直前のワクワク感、何にも縛られない大人の自由を満喫しながらも、人としての責任に気付き始める微妙な心情を眩しいくらいに清々しく描く。『ビフォア~』シリーズを始めとする、これまでのリンクレイター作品同様、永遠には続かないが、決して色あせることのない青春の断片を見事に切り取った、リンクレイターの集大成になっている。さらに、本作の見どころのひとつは、豪華な音楽のラインナップ。舞台となる80年にヒットしたロック、パンク、ディスコ、ニューウェーブ、ヒップホップの名曲がこれでもかとばかりふんだんに散りばめられている。
物語のはじまりで使われるのは、ザ・ナックのメガヒット曲「マイ・シャローナ」。野球推薦で大学に入学することになった本作の主人公・ジェイクは、カーステレオでこの曲を聞きながら、新生活が始まる野球部の寮に向かう。予告編ではジェイクが野球部の個性豊かで騒々しいチームメイトたちと、野球はもちろん、女の子、お気に入りの曲、パーティ、お下劣なジョーク...。あらゆることに全力で打ち込み、新たな出会いと恋を経験し少しづつ大人になる様が描かれる。「死ぬ時に後悔するのはやったことじゃない。やり残したことさ」「今を楽しめ。永くは続かないんだ」という印象的なセリフ、そしてヒロイン、ビバリーとの恋...。
映像の音楽が、タイトルにもなったヴァン・ヘイレンの「エブリバディ・ウォンツ・サム!!」に変わると、青春グラフィティ度数はマックスに!「恋も友情も、すべての青春がここにある!」「あれかこれかより、あれもこれもの人生を選びたい!!」というフレーズとともに、『アメリカン・グラフィティ』、『スタンド・バイ・ミー』、『ブレックファスト・クラブ』などに連なる"青春グラフィティ・ムービー"の傑作を期待させる。
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は11月 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかロードショー!
(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
■『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』公式サイト
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