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街のケーキ屋が、ケン人形(バービーの恋人)に女性用ドレスを着せた奇抜な"ドールケーキ"を作りフェイスブックで紹介したところ、予想外の反響に見舞われた。
「まさかこんな反響があるとは思いませんでした。一日中ケン人形のケーキを作っています」と語るのは、このケーキ屋のオーナーの1人、マリーン・ゲッツェラーさん。しかし、良い反響もある反面、ちょっとした"論争"も起きているようだ。
それもそのはず、このケン人形のケーキは、ピンクのドレスや花のサッシュ、ティアラ、そしてジュエリーを身に着けており、批判を呼んでも仕方のない見た目をしているのだ。
このケーキ屋のフェイスブックには、店自慢のケーキの画像が数多く投稿されており、そのファンも多い。しかし、このケン人形のケーキを投稿したところ、店のフェイスブックはたちまち炎上。ゲッツェラーさんは、「すぐに否定的なコメントが届くようになり、数日後には、コメント欄が大量の批判で埋め尽くされていました。正直驚きました」と語っている。
コメント欄には、多くのコメントが寄せられ、中にはLGBTに関して議論するユーザーもいた。店に対するたくさんの「いいね!」は消え、普段の営業にも支障をきたしたとのことだが、それも全てこの投稿が原因である。
「ケンでケーキを作っても何も問題はないでしょう?」とケン人形のケーキに自信を持つゲッツェラーさんだが、一方で、「このケーキのせいで誰かが傷ついているのかもしれない」とショックも受けたようだ。
このケーキは、月に1回集まってボードゲームをするグループのメンバーのお誕生日会で振る舞われたとのことだが、そのパーティに参加したチャド・グラハムさんは「(このケーキは)素晴らしいと思った」と語っている。グラハムさんによれば、このパーティの主役はトランスジェンダーでもなければ、LGBTに対する政治的主張を持った人物でも何でもないそうだ。主役の当人は取材を断っているが、この論争にはグループ全員が驚いているのだという。
「ちょっと奇抜だなとは思いましたが、ただのケーキじゃないですか」とグラハムさんは語る。
しかし、結局のところ、この投稿が有名になるにつれて、お店を援護する声が何百件も届くようになったという。ゲッツェラーさんは、「自分の信念に従うことがどれだけ大切かを実感しています」とコメントしている。
ちょっとした投稿が大きな反響を生み大変な目に遭ったゲッツェラーさんだが、今は、このケーキが受け入れられたことを心の底から喜んでいるそうだ。
Facebook Friends, After posting this we had a ton of people unliking our Facebook page. I deleted the rude remarks, thank goodness not too many. Our customer was thrilled. Share this for us!
Posted by Freeport Bakery on Friday, August 19, 2016
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/08/30/dollcake_ken/