アメリカ国防総省の本庁舎であるペンタゴンの職員が、カジノやストリップクラブなどの店舗で仕事用のクレジットカードを使用していたことが発覚してから1年が経った。この件を再び調査した監察官によれば、未だに税金の不正使用が行われていることがわかったのだという。


昨年、監察総監室が調査を行ったところ、ペンタゴンの一部の職員らが、2013年7月から2014年6月までの間に、カジノに100万ドル(約1億360万円)近く使用し、ストリップクラブに9万6千ドル(約1千万円)を使用していたことが発覚した。

この発覚により、監察官は不正を防止する方策を提案した。伝えられるところによれば、ペンタゴンはこの方策をまだ試していないというが、その結果、ペンタゴンに認可された経費は減っている。

ペンタゴンの高官は、不正使用の額が、職員によるクレジットカードでの出費の総額のうち、わずか0.04%のみだとして、この提案を却下していたことも、今回明らかになっている。



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