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2017年に格闘技生活20周年を迎えるプロレスラー日高郁人(プロレスリングZERO1所属)が来年3月15日、東京・江東区の豊洲PITで、デビュー20周年特別記念興行「日高祭20」を開催することを発表した。
10月6日、神奈川・横浜市の「トータルシアター」で行われた会見には、発起人の澤宗紀(元・バトラーツ)ほか、日高と親交のある電撃ネットワークの南部虎弾やパンクラスの伊藤崇文が出席。日高は、「ゴールと言ったらおかしいけど、よくここまでやったかな」と20周年を迎える心境を語った。
特別ゲストで登場した南部は、「3・15、これはサイコーなのか最後なのか。どうなるのか。電撃も参戦できるのか」とコメント。さらに「今回は、できるだけリングには上がらないところで参戦したい」と笑わせると、看板芸のひとつである「缶ビールを額にくっつける芸」で日高に祝福のビールを注ぎ、会場を盛り上げた。
20周年にちなみ、メーンで「20人掛けマッチ」に挑む日高は、「藤田ミノルとの相方タッグで試合したいと言ったのに、なんで20人と試合になっているの?」と発起人の澤にかみつく。澤は「ご安心ください。ちゃんと藤田ミノルとの試合も用意しています」と答えたが、どうやら日高には優しくない興行になりそうだ。なお、他にも多彩なイベントやグッズが用意されているという。
さらに会見では、おそらくプロレス史上最高額となる2000万円席(限定ペア1組2席)の発売という、前代未聞の発表も。これは、東京・町田市の土地付き一戸建て住宅か、埼玉・東武動物公園駅近くの3LDKマンションのいずれかが特典としてついてくるという仰天チケットで、日高いわく「駅から迷わずに行ったら20分」と、これも20周年にちなんだ企画なのだとか。「町田市で一戸建てが2000万円はあり得ない」とのことだが、今のところ詳細は不明だ。
なお、200万円席は行き先不明の南国ツアー(限定ペア1組2席)、20万円席は日高の出身地・島根ツアー(限定ペア5組10席)をプレゼント。大会に向けて20周年記念テーマソングの制作や、20歳前後の美女サポーター「日高ガールズ」を20人募集しラウンドガールなどでPR活動を展開するという。
そんな記念興行にいちはやく参戦の名乗りを挙げたのは、パンクラスの伊藤崇文。「よくここまできた。がんばってきたからこそ。なので素直に『おめでとう』と言わせてもらう。当日の試合も誰とあたるかわからないが、勝って日高を喜ばせたい」とコメント。日高は「同い年の伊藤選手とは、大阪でプロレスラーを目指して練習していたときに出会った。一緒にトレーニングして切磋琢磨した仲」とオファーのいきさつを説明した。
「日高祭20」のチケットは10月20日からe+で発売予定。
【関連リンク】
・「日高祭20」オフィシャルサイト
http://hidakamatsuri20.wixsite.com/event
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/10/16/hidaka/