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10月26日より開幕したMLBのワールドシリーズ。
71年ぶりのワールドシリーズ進出、優勝すれば108年ぶりというシカゴ・カブスと、68年ぶりの優勝がかかるクリーブランド・インディアンズという歴史あるチームの偉業がクローズアップされているが、その裏側で昨年のブルージェイズに続き、今年も出場登録枠から外れながらも、モチベーターとしてチームに同行し続けている川崎宗則の存在に再び話題が集まっている。
シカゴ・カブスに移籍しても川崎の人気は絶大だ。
ワールドシリーズ直前、敵地クリーブランドに到着したカブスをリポートした米ABCスポーツの名物レポーター、マーク・ギアングレコが川崎を直撃。
ギアングレコがどのような意図で彼にコメントを求めたかは謎だが、川崎はマイクを掴み逆インタビューを敢行「あんたは野球のマイケル・ジョーダン。オレは日本のマイケル・ジョーダン。」マイケル・ジョーダンの名言を引用し「失敗は受け入れることはできる。 誰だって何かで必ず失敗するのだから。 でも挑戦しないことは受け入れられない。 」とまくし立て圧倒。相変わらず会話というよりは一方的な印象のインタビューだったが、これから偉業に挑戦するチームと、同じシカゴの英雄になぞりながら「彼らしい」爆発力を発揮した動画はネット上で大きな話題となっている。
今シーズンも何度かメジャー昇格を果たしたものの、ほぼ3Aのアイオワでシーズンを過ごした川崎。9月6日の昇格以降はチームに同行し続けワールドシリーズのベンチ入りも許され練習にも常に参加している。
一見すると盛り上げ役、口の悪い人は「マスコット」と揶揄することもあるが、昨年のブルージェイズのポストシーズンでも連敗で窮地に追い込まれた時のベンチ裏で「失敗を恐れるな」と選手たちを鼓舞し続けた川崎の表向き見えない貢献は度々話題に上っていた。
For those wondering if Munenori Kawasaki, the king of postseason champagne parties, was drunk, the answer is ... pic.twitter.com/psbfSUkzdS - Jeff Passan (@JeffPassan) 2016年10月12日
現在の彼の実力は出場枠のアクティブ・ロースター、25人枠に入ることは難しいが、チームには欠かせない40人枠の選手というポジション。とはいえ名将マッドン監督が試合にでない川崎をベンチに入れ続ける理由は、時折ネット上にアップされているベンチでの姿からも伺える。
数日前に投稿されたVINEには、レギュラー組のキャッチャー、デビッド・ロスと楽しそうに絡んでいる川崎の姿がーー彼の作り出す雰囲気の良さは明らかにチームの状態を良い方向に導いている。
試合に出場していない26人目以降の選手たちの存在の大きさは今回のシリーズでも注目を集めている。例えば、打撃不振のアンソニー・リゾとアディソン・ラッセルに、バットや膝当てを貸したことで両選手の打撃不振解消に一役買ったと言われるマット・シーザーの影ながらの献身的なサポートは、日本の中継でも度々紹介された。
たとえ試合に出れなくてもチーム関わる選手全てが、それぞれの役割を果たす。108年ぶりのワールドシリーズ制覇という偉業まで手が届きかけたチームの中で川崎宗則もまた欠かせないピースの一つということだろう。
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/10/27/kawasaki/