アメリカのフロリダ州にある水族館、シーワールド・オーランドには、人間からの力を借りて体を温めているワンダー・ツインという名前のとてもかわいらしいペンギンが住んでいる。ワンダー・ツインは不幸にも羽毛がなくなり体温調節が困難になってしまったのだ。


同水族館によると、野生で集団で行動していたときに怪我を負って羽毛が抜け落ちた可能性があったという。このままでは健康上よくないというとこで、水族館のスタッフらは、ワンダー・ツインが確実に暖かくいられる方法を編み出した。

その方法とは、ペンギン用のミニサイズのウェットスーツだ。ウェットスーツを作った水族館の衣装係のスタッフによると、断熱性のある羽毛と同じようなものを作ってあげることを目標にして仕上げたという。

衣装係のマリア・バレートさんは、この"最高のプロジェクト(the best project)"と呼ばれる小さなウェットスーツの作成プロジェクトにこれまで責任を持って取り掛かってきた。そのお陰で、現在ワンダー・ツインは、ペンギンの群れの中で寝ることも食べることも泳ぐこともできるのだ。



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