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羽生善治のライバル・村山聖の愛読書はあの名作少女漫画だった? 映画『聖の青春』には「怪童」の意外な一面もわかるほっこりシーンも登場
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羽生善治のライバル・村山聖の愛読書はあの名作少女漫画だった? 映画『聖の青春』には「怪童」の意外な一面もわかるほっこりシーンも登場

2016-11-13 16:00

    将棋界の登竜門、奨励会入会からプロ入りまで2年11ヵ月という羽生善治をも凌ぐスピードで昇段し、周囲から怪童と呼ばれた天才棋士・村山聖(さとし)。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、29歳にして亡くなった村山の一生を、松山ケンイチを主演に、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のエンターテイメント『聖の青春』が11月19日(土)より公開される。


    棋士仲間からも野性味あふれる将棋で一目置かれていた村山(松山ケンイチ)だが、私生活では少女漫画好きという、意外な一面を持っていた。対局の合間をぬっては、行きつけの古本屋で漫画を物色し、自宅のアパートは蔵書の山で足の踏み場もないほどに散らかっている。特に、「イタズラなkiss」(通称:イタキス)を愛読しており、劇中では熱中し過ぎて自身の昇段祝賀会に遅刻してしまうというシーンや、羽生(東出昌大)とプライベートの話になった際、「イタキス知らないですか?」と問い、羽生を困惑させるシーンも。


    また、生前の村山と親交の深い『聖の青春』原作者の大崎善生は、トークイベントにて、「村山さんはSFから英文学までなんでも読んでいましたね。本屋さんに行くと、作家である私にいろんな本を薦めるんです(笑)」と、漫画だけでなく様々なジャンルの本を愛読していたエピソードを明かしている。

    将棋界の最高峰となる名人を目指し、緊迫の対局シーンが続く中、村山が楽し気に漫画を読むシーンは物語の中でも心安らぐ場面になっている。本作では、村山の棋士としての顔と、少女漫画を無我夢中に読み漁る姿のギャップにも是非ご注目してほしい。

    『聖の青春』は11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開


    (C)2016「聖の青春」製作委員会

    ■『聖の青春』公式サイト
    satoshi-movie.jp

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